2010年9月3日金曜日

目覚まし時計

去年も今年も田植えは7月までかかった。
去年は計画的に、地球温暖化にあわせ、田植え時期をずらしてみた。
でも、他の作業と錯綜し、単純にずらすだけではうまくいかなかった。

今年は、去年のそんな反省もすっかり忘れ、納豆屋のフミちゃんが、「長期予報で言ってたけど、今年は10月まで暑いらしいよ~。」という言葉に、「じゃあ去年と同じくらいでいいか~!」と田植え時期を決めた。

全く去年何のために反省したんじゃ~!というくらいすっかり忘れて、単純に決めちゃった。
困ったもんだ。

インターネットでは、今年は猛暑だから、稲の刈り遅れに注意するようにという記事が流れていたが、家には関係なさそうだ。(笑)

ご近所さんの稲は既に受粉を終え、稲穂は乳熟期のはじめを迎えているようだが、我が家はまだまだ。

1日に、フミちゃんちからもらった納豆を作る時に出た煮汁とEM菌を混ぜて発酵させた液肥を施肥した。稲の列4列おきくらいに追肥していったのですが、1日は、まだそんなに穂が出ていなかったのが、そのとき田んぼ全体を歩いて廻ったのが、まるで目覚まし時計の役目でもしたかのように、今日田んぼを見ていたら、一斉に穂が出揃った感じがした。

何だかうれしい。まるで稲とコミュニケーションできたような気がしてくる。

今日も猛暑。でも標高600mメートルの我が家では、日影は涼しいので、仕事の合間の休憩も楽しい。

朝一番で田んぼに水を入れた後、人参とあさつきの畑に水遣り、パルとモリーの散歩をして、その後たくさんお布団を干して、人参と里芋畑の草取り、夕方また犬達の散歩、天気予報では夕立があるはずだったけど降らなかった。

いつまで続くのかなこの天気。でも木護に関してだけ言えば、8月まで雨ばっかりだったから、帳尻はあっているような気がしてくる。10月の末になればいつもなら霜が降る。こんなに猛暑が続いても、10月になったら、ある日突然霜が降るかもしれない。もう少しお天気が続いてくれたほうが遅れていた作物の生育が追いつくのだけれどと思う。平地の皆さんには理解しがたいだろうな~。

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