2010年2月28日日曜日

しまものがたり ~ソムイヤギ~オドルトギ~

今日は、桜の花が開いていないのが不思議なくらいの春真っ盛りのような一日でした。
菜種畑の菜種も、花芽を伸ばしてきて、もう少ししたら黄色一色です。
でも少し厚く種を播きすぎました。収量は減るかも。














今度の金曜日、3月5日 菊池のきらり水源村で韓国の人形劇があります。
楽しそうなので行って見ようと思います。
お時間のある方、良かったらどうぞ。無料らしいですよ。

軽トラ朝市 2月編

今日は第4日曜日
菊池軽トラ朝市です。
1月は都合で出店できなかったので、2ヶ月ぶりです。

夢美術館の前の足湯はお掃除中でした。

ここの足湯は、ちょっと熱めのぬるっとした泉質です。
足湯というと少しぬるめという印象があったので、去年の夏までは興味が無かったのですが、10月にニーナと入ったら、これがとても気持ちが良くてそれからここのファンです。
寒い日でも、ここでしばらく足を暖めると、体中がぽかぽかになり、とても気持ちがいいです。
こうやってお掃除もきちんとされているようです。

皆さんも是非どうぞ!














ということで、朝市は・・。
3月1日、2日は菊池で歴史のある初市があるので、お客さんの出足は遅いようでしたが
10時くらいは結構にぎわっていました。
今回は、菊池北小学校の子供たちが、自分たちで作った赤米や炭を売る体験学習もあり、にぎやかな声がずっとしていました。
「僕、はずかし~」という声に「ようがんばっとうよ」と先生らしき人が褒めていました。
こういうのいいですね~。














私たちは、ちょこっとの野菜販売と菊池さんのお茶席のお手伝い。
お茶席代は無料ですが、お飲みいただいた皆さんから、お気持ちをNPOに寄付いただいています。
今回もたくさんの寄付をいただきありがとうございました。
厚くお礼申し上げます。














でまたまた、国際交流の輪が出来ました。
合志で英語指導助手をしているスティーブン(オーストラリア)さんと菊池の農家でウーフしているキムさん(韓国)。二人とも日本語堪能です。
でもやっぱり英語のほうがいいみたいで、スペイン語と英語とハングル語を母国語とする三人の会話は英語でした。 
世界の平和を祈ってピース!

2010年2月27日土曜日

ものづくりフェスタ

今日と明日、グランメッセでエコライフフェスタがあり、ものづくりコーナーでボランティアを探していたので、アンヘリカと応援に行ってきました。

暖かくなってきたからでしょうか、朝早くから雉がお散歩してました。
たぶん同じ個体だと思うのですが、去年もここらあたりで、一羽でよくすごしていました。

いつも一羽なので、私は勝手に「哲学する雉」と呼んでおります。
今年もやっぱりずっと一羽なのかい?



















ボランティアスタッフを集めて朝のミーティング。
中央は、熊本大学教育学部の田口先生。
廻りを囲む皆さんは教育学部で技術を専攻している学生さんと、そのOB(つまり今中学校で技術を教えている現役の先生たち)がほとんどです。














主催者の一人、全国ものづくり塾の塾長佐藤さんの挨拶
「何かトラブルがあったら、私にすぐ連絡してください。全て私が責任を取りますから。
うれしかったことや、良かったことは、皆さんで楽しんでください。報告する必要はありませんからね。」とのこと。
すごい挨拶に下げる頭も見つかりません。
危機管理ももちろんとても大事ですが、こういう挨拶はスタッフのモチベーションをあげ、一層責任感を強くさせるのではないでしょうか!
私にまねが出来るかな~ と最初から超反省の一日の始まりです。














受付で整理券を購入してください。
体験料は大体ひとつ300円くらいです。














暗いところで光るうちわ作りとか














円形木琴とか














箸作りとか














木切れでおもちゃ作りとか














絵付けとか














木のやじろべーとか














私たちは、イ草で編む小物入れのコナーをお手伝いしました。
まず自分が作れないといけないので、大学生から作り方の指導を受けます。














アンヘリカも上手にボランティアできたみたいです。














で、合間に国際交流も。
大学生同士、年齢も近いのですぐみんなと仲良しになれたみたいです。














今日の感想
◎ ここにやってくる子供たちは、大体ものづくりが好きな子なので、手先はみんな器用でした。
◎ 一緒に作りながら、いろいろお話をしました。大人で言えば世間話のようなものです。
  子供の世間を垣間見させてもらって、とても有意義でした。

  私が一番感動したお話
  私   「何で工作が好きなの?」
  男の子「答えが無いから」
 
◎途中で保護者の人が、こうしたらああしたらと口を挟む場面も多いのですが、受けて立つ子供たちの反応がふるってました。
「それはお母さんの考えでしょ?僕はこうしたいの!」とはっきりいう子。
頭だけ振って拒否を伝える子。
黙ってる子。
それぞれの子供たちが大人になるまで追跡調査してみたい願望にかられました。

◎大学生の対応には頭が下がりました。
学校の先生になるということは、教える+自分のクラス(子供+保護者)をうまくマネージメントしていくということでしょうから、人に興味がないと勤まらないでしょうね。
私学生のころこんなに初対面の人を楽しませる会話が出来たかしらと、うらやましく思いました。
私の友人知人にもたくさん教職についている人がいます。
今はもう管理職という年齢ですが、学年主任なんかしていた時期には、最近の若い先生は、指導すると「それは私の仕事ですか?」と逆に聞き返されてやるせない思いをしたとこぼしていました。
(今の先生ってそんなことまで言わないと自ら動かないの?気づかないの? と私も悲しい思いになりましたが。)

でも今日の学生さんたちを見ていると、知人の愚痴がうそのようでした。
ものづくり以外のいろいろなこと教えてもらいました。ありがとう!

2010年2月26日金曜日

4年越しの・・・。

このところの陽気で、木護でも鶯が鳴き始めました。
まだまだ練習不足というところですが、上手になったころには、私も谷渡りの仲間に入れてもらいます。むこうも結構むきになって返してくるので、面白いです。(笑)

今日は朝から雨です。
昨日は、庭に積もった落ち葉をはき集めて、腐葉土にしました。
カサブランカの球根と龍のひげを植えたので、今日の雨はいいお湿りです。
この雨を「木の芽流しの雨」というのでしょうか?違う?

で、今日は4年越しの懸案、襖(と言っても、きちんとした襖ではなく、板戸ですが)の張替えをしました。引っ越してきた時から気になっていて、2年半くらい前に、「やるぞ!」と思って表紙をはがしたのはいいのですが、標準より少しサイズが違うのと、家がきしんでいて、襖が敷居からはずせない(決定的な問題 ハハハ)で、二の足を踏んでおりました。
紙をはがしてから、ベニヤ板丸見えの状態で、和室に泊まった人には、私の無精ぶりがよく伝わったことでしょう。(笑)

もうこれ以上放置しておくと、買っていた襖紙も変色して使えなくなるぞ~と思ったので、覚悟を決めて頑張りました。(敷居の問題は2年ほど前に解決しておりました。笑)



















画像をクリックすると拡大するので、素人仕事のあらが、良くご覧になれることと思います。(笑)
まあでも、ベニヤ板よりきれい!














アンヘリカには、破れていた障子の補修をしてもらいました。
小さな子供や猫が居るわけでもないのに・・・・。
なぜ破けるんでしょう?ハハハハハ

昔風に、花模様の切り紙を作って、ペタペタ張っていきました。














こうなったら、障子をデザインしてしまえとばかり、ペタペタ二人でやってたのですが、糊がなくなってしまったので、この続きはまた後日。














断熱のため、障子紙をダブルで張ってあるので、光に透かすとまた違う趣があって、いい感じ?














Jeshita ~ We repaired it. does it look better than before?

2010年2月24日水曜日

刈払機、チェーンソウ安全講習会

今日は熊本県菊池地域振興局の主催で、農林業に良く使う機器の安全講習会がありました。

日本ではホームセンターで気軽にチェーンソウなんか買えてしまいますが、外国ではきちんと安全講習を受けてからでないと、購入する資格がありません。
順一も、木護に来て、すぐチェーンソウを購入しましたが、使い方についてきちんと教えてもらえる場所も機会も知らなかったので、困った度に集落の人や、知り合いの人に教えてもらって今日まで来ました。

私は、刈り払機を2回くらいしか使ったことがありませんが、今日は順一と一緒に参加していろいろお話をお聞きできてよかったです。
まず、一番良かったのは、「何でそんなものがいるの~」、「また買うの~」と言っていたのが、「やっぱ何でも日ごろの手入れが一番、壊れんようにするには、こうしないといけないのね~。」と確認できたことです。

午前中は座学
危機管理について重点的に














午後は、自分の持参した機械を分解して、点検の実技



















チェーンソウ用(左)と刈り払機用(右)のプラグ
特徴の違いわかりますか?
逆にしても使えますが、効率が悪く故障の原因になるので、機種にあったプラグを使用することがポイント。














計測機を使ってエンジンの回転数を計測
Lowで2600から2800回転に調整しなければなりませんが、参加者の皆さんいずれも回転数が高すぎ、調整しました。

でもこの計測機は一台2万円近くするので(そんな投資できませんからね~。講師の先生もおっしゃっていました。)、普通の農家の人は耳で回転数を聞き分けられるようにならないといけません。














家のも高すぎたので、調整で~す。



















これは、燃焼オイルのフィルターの掃除。
これもこまめにしておくことで、故障が防げます。














これは、プラグのお掃除
いつも二つ用意しておいて、定期的に交換しながら使うと、プラグの寿命も長くなるし、故障も少なくなるとのことでした。



















林業の専門家の人など、今日の講習会のような機器を良く使う人は、燃焼オイルは、ハイオクよりもレギュラーガソリンの方がカーボンの排出量が少なく、機械に負担が少なくて長持ちするということでしたよ。
そして、これからは環境保護の立場から、混合油を使う機種は製造中止になり、ガソリン専用の機種しか製造されなくなりますからねとのことでした。


次はチェーンソウの歯の研ぎ方
両端が適正な歯の形

右から2番目は上の歯を削りすぎ
(うまく歯を研げない人の20%がこんなかたちに研いでしまうそうです)。
右から3番目はたての歯を削りすぎ
(うまく歯を研げない人の80%がこんなかたちに研いでしまうそうです。




























研いでいくとどうしても歯の大きさが不ぞろいになってしまいますが、全ての歯が出来るだけ同じ大きさになるように研ぎあげること、そして全ての歯をきれいに研いだら、歯の反対側の黒い部分(デプス)にゲージをあて、高さを合わせて研ぎおとし、丸く仕上げること。ここまでやってやっと歯磨き終わりで~す。


向って左が、チェーンソウの使い方を熟知している人が、きちんと歯を研いで、最後まで使いきったソーチェーン。右は使い慣れない人が、うまく切れなくなったからと交換を依頼され、まだまだ使えるのに処分されたソーチェーン。

ソーチェーンは安い物でも一本4000円位するんですよ~。研ぎ方を身につけるだけでも随分エコですよね。



















最後に、丸太切に挑戦。またまた回転数が高くて調整中です。(笑 じゃなくて真剣)














歯の研ぎ方や力の入れ方の癖で、切り落とした部分のかたちや、のこくずとても違います。
熟練まで頑張ろう!














何でもそうですが、やはり日ごろの手入れが一番ですね。
使いっぱなしが一番いけません。反省・反省

それと、何でも力任せじゃなくて、機械の声を聞き分けられる感覚を磨くことも大事ですね。
で、私もチェーンソウ使う? やっぱこれは怖いです。
刈払機は? う~ん使えるようになれば随分能率が上がるでしょうね。検討事項(真剣)

2010年2月22日月曜日

しだれ梅 肥後椿

ステファンを空港に送っていった帰り、友人の家に寄ってお昼ごはんをいただきました。
友人のお母さんは今年95歳。
足は随分弱られましたが、今でも固形食を食べられる位お元気です。
私は親しみをこめて「カズノちゃん」と名前で呼ばさせてもらっています。

お庭のしだれ梅。ちょうど満開でメジロがたくさんやってきていました。
メジロですが、鶯色がとてもきれいでした。(笑)

































帰りにお庭に咲いていた肥後椿を分けてもらって、木護にも一足早い春を運んできました。
肥後六花・・・・え~と肥後椿のほかは何でしたっけ?(汗)

2010年2月21日日曜日

Befor And After

ステファンは滞在中に5キロ痩せました。
痩せた理由は・・・・・?
食事?労働?ストレス?

私としては、食事内容だと思っているのですが。(希望 笑)
日本でも外国でも男性の一人暮らしの食事内容は、押して知るべしでしょう。

私としては夫婦二人だけの時より、肉や乳製品を盛り込んだメニューを随分組み込んだつもりですが、バランスの取れた食事内容だった?と思いますし、炭酸飲料やバター、砂糖、卵をたっぷり使ったお菓子は別世界の物になったはずです。

ステファンはあと5キロは痩せたいといっていましたが、これから先は十分な運動と合わせて行わないと、筋肉が落ちてしまうので気をつけないといけません。

帰る一週間くらい前から、今まで使ったことの無いひざ掛けなんか使いだしたので、帰国後スイスの寒さについていけるかちょっと心配です。

角度によって表情が違うので、痩せたかどうかわかるかな~。
2009年12月13日



















2010年2月20日



















2010年2月19日

2010年2月20日土曜日

Thank You Stefan

昨年の12月9日から約2ヶ月半の滞在を終えて、ステファンが今日東京に向けて出発しました。
東京で一泊して、明日の飛行機でスイスに帰ります。
自分の家に帰り着くのはスイス時間の21日午後7時か8時くらいになるみたいです。
時差が9時間くらいありますから、日本時間では22日の午前5時くらいでしょうか。

私たちもこんなに長い滞在を受け入れたのは初めてでした。
何はともあれ、彼が人生を振り返る時、「無駄な時間では無かった。」と思ってくれることを祈るばかりです。

いろいろな環境で育ってきた人が、ひとつの場所で同じ釜の飯を食べてすごす時、いろいろなことが起こります。それを乗り越えて、一人ひとりがみんなの幸せを考えて行動できるようになるために愛のレッスンを繰り返していかなければなりません。

私には終わりの無いレッスンです。














2010年2月19日金曜日

ステファン滞在最終日

明日ステファンは飛行機で東京に行くので、今日が実質最終日です。
画家の故バリュティスという人の奥さん(スイス在住)が菊池一族の末裔ということで、菊池を表敬訪問中
夢美術館で開催中のひな祭り展で交流会などもあるということで、出かけてみました。














お決まりの記念写真も撮って














故バリュティス氏の夫人節子さんは、合気道の交流会でドイツなどヨーロッパに出かけられることの多い菊池さんご夫妻とは以前からお知り合い。
今日は菊池さんがお茶のお手前で節子さんを歓迎されました。














節子さんご自身も絵をかかれるので、今回は菊池市に絵の贈呈もありました。
絵にサインする節子さん
残念ながら、節子さんの住む地域はスイスでもフランス語圏で、ドイツ語は話されないとのこと。















お昼からは大観峰に出かけました。
ステファンは我が家に2ヶ月半滞在していましたが、冬の阿蘇はなかなか出かけるのが難しく、すぐ近くに居るのに一度も出かけたことがありませんでした。
今日は幾分寒も緩み、幸い午後からは何とかミルクロードを走ることが出来たので、やっと阿蘇観光です。

でも風が強く超寒かったです。
まあその分雲もあまり無くて、遠くまで見渡せましたが。

久住をバックに















阿蘇涅槃をバックに














木護に帰ってきてからは、これまた念願の屋外ゲーム「クップ Kubb」をステファンに教えてもらいました。
もともとバイキングが考えたゲームだそうですが、広くヨーロッパで楽しまれているようです。
ステファンが来た当初からいつか教えてねと言ってたのですが、チャンスが無くて(貴重な晴れ間は仕事だったり、折角の機会だからと観光に連れて行ってあげたりと・・・)

Kubbのセットはステファンの手作りです。
通販で購入することも出来たのですが、スイスに比べて価格が高い(当たり前ですが・・・。)というので、
ステファンがインターネットで図面を探して、ケヤキの木をチェーンソウで削って作ってくれました。




























ゲームのルールを説明するのはちょっと大変ですが、やりだしたらはまってしまいます。
オセロゲームみたいに、優勢・劣勢が確定しにくく、最後までみんなで挽回を祈ってハラハラどきどきしながら楽しめます。

NPOの行事の時など、参加者の皆さんで大いにもり上がれそうです。














帰ってきてからは、パルとモリーと記念撮影
ステファン兄ちゃん いい男になって、素敵な奥さんとめぐり合って暖かな家庭をつくりなよ!