2013年3月15日金曜日

くまモンの秘密

私は知っている!くまモンの秘密を!な〜〜〜んて(笑)

3月12日は、くまモンの誕生日でした。くまモンいい味だしてますよね。私も大好きです。

でも、私には一つなぞがありました。
「着ぐるみが何着あるか?」
「誰が中に入っているか? 一人?2人?何人位でローテイションを組んでいるのか?」「出張する時には、衣装は宅配便で送るのか?」

なんて言うようなものではありません。(笑)

一体くまモンは何歳なのか?という事です。(大した事無いですか〜笑)

2年前の2月、熊本市内でものづくりフェアの応援に行っていて、子供たちと木工細工を楽しんでいたときでした。

九州新幹線の熊本鹿児島ルート開業をPRするため、くまモンも会場に来ていました。
子供たちにも大人気です。

で当時くまモンについて何も知らなかった私は子供たちに質問してみました。
「ね〜 くまモンっていったい何歳なの?」

「結構年よね。ズ〜っと前からおるよ。でも前はもっと痩せてた。人気出て来たのは太ってからよ。太ってからかわいいよね〜。」

居合わせた女の子たちは異口同音に答えてくれました。

へ〜、今回新しくできたキャラじゃないんだ。前はどんな感じだったんだろう?
素朴に疑問を感じておりました。

そんな折り、何と私の友人が、くまモンと同じ部署で働いているとのこと。
それも結構緊密な関係にあるらしいではありませんか。

そこで彼に同じ質問をしてみました。が、
「くまモンは3月12日生まれたい。九州新幹線でできたんだもん」
「痩せてた?そげんことはなかよ。最初から今の感じたい。」
「子供たちの方が、何か勘違いしとっちゃなかと?」とのこと。

いや〜、子供の記憶は侮れんたい。子供を甘く見たらいかんよ。と私彼の回答には全く納得しておりませんでした。

そしたら最近、某民放番組でくまモンの魅力を解析しておりまして、その中で「当初は今のようなキャラクターではありませんでしたよね?」と突っ込まれ「実は、、、」と
画面で痩せていたころのくまモンが出て来たではありませんか!

やっぱり〜〜! 子供の言う事は信じらんといかんばいた。

公務員には、厳しい守秘義務というのがありますが、熊本県庁の皆さんにとっては、くまモンに関する秘密は「トップシークレットもトップシークレット」。飲み会の席でも決して話題に上らせてはいけないのかも(笑)

人事異動の時期が近づいて来ましたが、子供たちの夢を壊さないためにも、情報も一緒に異動しないように。
まあしかし、今の子供たちって結構冷静に見てるかも(爆笑)

で、例の友人に聞いてみました
「ところでくまモンの着ぐるみって何体あるの?」
「くまモンは一人(一匹)だけたい。」

失礼しました!笑

追記
3月16日 グランメッセ熊本でくまモンの誕生日を祝うイベントがあったとの報道を見て、この中に入ってる人いつもの人と違う〜と思ってしまいました。笑

私はできるかな〜

東日本大震災から2年、この記憶が風化しないように記念碑などが作られていますが、いずれその記念碑の存在さえ忘れ去られるときが来るかも。
そう思うと、じいちゃんばあちゃんが孫の世話をしながら「昔はな〜」と、口伝えに幼子の記憶に刷り込んでいく、そういう大家族のありかた、大切さを感じます。
三つ子の魂100までといいますから。
まあ,嫌なことも刷り込まれるリスクもありますが(笑)、そこはお父さんお母さんの人徳でカバー。

こぶ平ちゃんオンマはポータブルトイレを使ってくれています。
私の祖母が亡くなった時、「うちの祖母は、死ぬまで下の世話を人にしてもらうのがいやで、はってでもトイレに行ってましたよ。おむつもさせてくれませんでしたね。凄い人でしたよ。」と自慢げに言った事があります。

ところが、微妙な微笑みを浮かべながら「そうですか〜。」と言われただけの人がおられました。その時その微妙さの意味が理解できなくて、「何で?」と思っていました。

今になって、その微笑みの意味が理解できるような気がします。
年を取ると、体の機能が衰えて来ますが、その事がまわりにどのような影響を及ぼすかまで考えが回りません。本人は自分の意志をかなえたいと一生懸命ですが、その意志を実現させてやろうとすると介護する方は、心身の負担に加え金銭的にもとても大変です。

車のシートやカーペットに染み付いた排泄物の臭い、部屋にこもる臭い、トイレに間に合わず、いたるところを汚してしまうかもしれません。それを掃除する苦労、毎日でるたくさんの洗濯物。
私など考えただけでも、その負担に押しつぶされそうになります。

あ〜こういう訳だったのか。

こぶ平ちゃんオンマも最初はとても大変でした。
私が泣いて訴えたこともありました。
最初からうまくやろうとして、私が焦っていたせいでしょう。

一ヶ月経ち、二ヶ月経ようとしている今、何となく落ち着いて来たような気がします。
それでも、失敗してしまうのは、どうしようもありません。

でも、何かいいアイディアは無いかと考えた末、足もとに足形をマークしました。
オンマも「これはなかなかいい考えやね〜」と誉めてくれました。笑
うまくいくでしょうか!

そして思うのです。
災害が起こった時、自分が怪我をして体が動かせない時、私はおむつをして自分の排泄物をその中にだせるか?、自分が用を足した後のポータブルトイレのバケツを人に処理してもらうのに恥ずかしさを乗り越えられるか?

いや〜、そのまま山にこもって入滅する覚悟が無い限り、クリアされなければならない私に課された課題ですね。

で、こぶ平ちゃんオンマの尿取りパットの性能を比較するために実際自分で使ってみなければと思っているのですが、なかなか切り出せない私です。(笑)

2013年3月9日土曜日

確定申告終了!で感じた介護保険、後期高齢者医療保険

昨日無事我が家3人分(こぶ平ちゃんは、区長報酬を市からもらっているので、源泉徴収された所得税の還付申告です)の確定申告を終わりました。

去年は、納屋の修理がだいぶかかったので、修理費の計上が多かったのですが、役場の人から「これだけかかったのであれば、減価償却費として扱えますよ」との参考意見を聞けたので、アドバイス通り減価償却費として申告させてもらいました。もちょっと勉強しておけば良かったな〜、申告書作る時に「これって減価償却で扱ってもらえないかな〜」と思ったのですが、電話して確認すれば良かった。
実は遠慮して、本当は外壁の塗装費用とかもあったのですが、経費に計上していませんでした。手許に残る領収書を眺めているところです。(笑)

でもですよ、減価償却として扱うという事は、あれの方はどうなるのでしょうか?
あれって、あれですよ。でも修理費として一括計上しても、あれの方がどうなるかって問題は同じかな、、、、。ま、おまかせしましょう。

こぶ平ちゃんオンマの申告は、住所地がかわって、特別徴収されていた介護保険料や後期高齢者医療保険料の還付や普通徴収への変更など、それに医療費のチェックなどややこしくて時間が相当かかってしまいましたが、なぜか昨日は黄砂のせいでしょうか役場の申告窓口も込んでなくて、我が家の申告で、担当の人を2時間近く拘束したのですが、後の人を待たせる事もなく、申し訳なさを感じなくて助かりました。

しかし、去年は(今年にも繋がってますが)本当に介護保険、医療保険にお世話になりました。一割負担であの額という事は、、、、。ドクターヘリも使わせてもらったし。
「こぶ平ちゃんオンマ〜、皆さんにとってもお世話になりましたよ。このご恩は、オンマが毎日楽しく、朗らかに過ごす事でお返ししましょうね〜。」


話題は少しそれるかも知れませんが、こぶ平ちゃんオンマは自立歩行ができませんから、歩行器と車椅子の生活です。でも介護保険では原則どちらか一方しか給付されないそうです。しかし、我が家の場合デイサービスの送迎でさえ車椅子使用しないと移動できません。通院などの事を考えるとどうしても両方必要です。
そこで役場に掛け合いましたが、当初やはりどちらか一方だけという回答しか得られませんでした。そこでこぶ平ちゃんの出番です。

ついに両方介護保険でレンタルしてもいいという回答を得ました。いぇ〜〜〜い!

しかし、我が家は車椅子を購入しました。

車椅子レンタル料は、介護保険本人負担月400円です。年4、800円 
ただ介護保険保険者負担額は43,200円になります。
しかし購入すると、ほぼ同等品で19,800円でした。
(肘掛け跳ね上げ式のものでも3万円代でした。)


介護用品レンタル会社さんの営業妨害をしてはいけないと思いますが、あまりにも購入とレンタルの差が大きく、そこまで市町村に負担をかけるのは、気が引けました。

我が家の場合は、オンマの年金もあるし、購入という選択をしました。
ただ、両方レンタルしていいという回答は引き出せましたから、他の方で困っている人に道は開けたのではと思っています。

体の機能が弱ってくると、排泄物や食べこぼしなどで、車椅子など身の回りの品は頻繁に汚れます。清潔に保つには毎日のメンテナンスがとても大変です。
施設でインフルエンザや、ノロウイルスが一斉に流行するのもよく理解できます。

車椅子もこれくらいの価格で購入できるのなら、どちらが財政的に負担が軽いか、いろいろ検討されて福祉用品購入費で賄っていくようにされてもいいのではと提案したいですがいかがでしょうか?

オンマのベットとマットセンサーはレンタルです。購入すると結構高額なものなので、助かっています。ありがとうございます。

2013年3月7日木曜日

今日は一日

今日は一日確定申告の書類作り

1月中にある程度まとめておいたつもりだけど、いざ腰を据えて取りかかると「え! あれ記帳してない」とか「う!この書類はこれで良かったっけ?』とか、後一週間しか無い今になってドキドキです。笑

でもインターネットがあるので、本当に便利ですね。わからない事が出て来たら、ネットでささっと検索すればある程度の事はわかりますから。
なまじ役所の窓口に聞きにいくと、担当の人も転勤して来たばかリとかで、説明でかえってわかっていた事もわからなくなる事がありますから(笑)

オスプレイもルート変更で、にわか報道カメラマンも出番不要。
で気分転換にブログ書き。ははは

私は書類に掛かりっきりなので、食事の支度はこぶ平ちゃん(旦那のニックネームのニックネーム? ニックネームそのままより本人はこの方が好きみたいです 笑)担当。

「何でもいいよ〜 ほんと何でもいい! 作ってもらえるだけで幸せです。」(といいながら3日くらいこぶ平ちゃんのメニューが続くと、う〜違うのがいい!と言いますが(笑))

でも、朝夕のお母さんの一連のケアだけは、「あなたがしてよ。私が食事の用意(片付け)をするから」といっても、手を合わせて拝み倒されます。

これについては、「負けて勝つ」ってやつでしょうか。
いざという時、いろいろな面で優位に立てます。(笑)

さて、写真は去年収穫した小麦で作ったうどんです。
ざるうどんでいただくと美味ですよ。
売らんといかんのです。ご希望の方ご連絡下さい。笑
天草の製麺屋さんに加工頼みました。ほかのオーガニックを売りにしている農家さんや卸小売り店さんが依頼しているのと同じお店です。
加えて我が農園の売りは、この30年農薬も化学肥料も使っていない事です。
(ただし稲の苗を作るときだけ、市販のポット苗育病土(育病してどうするんですか!とこぶ平ちゃんから突っ込みを入れられました。育苗です。恥)を使いますが)


モリーのストレス解消に、歯ブラシにされてしまった前庭の紅葉
切るに忍びなく、春になって萌芽してくれるのを待ってます。笑
さて、では医療費控除の表作成に手を付けますか。


2013年3月6日水曜日

日本で一番影響を受けない所は、一番影響を受ける所

昨日のPM2.5(午後2時半ではありませんよ〜って 誰でも知ってるか 笑)
ここらでも凄かったです。
お天気はいいのに、霞がかかったように視界が悪く、鞍岳もぼんやりしかみえませんでした。結果、一日平均では国の示した健康被害を及ぼす基準値の70以下だったとの報道ですが、菊池でも平均57、荒尾では最高で100を超えた時間帯もありました。
平均が基準値以下といわれても、100を超えた時間帯にず〜っと外で働かなくてはいけない人は、気持ちいいものではありませんよね。

我が家は、洗濯物は冬場は部屋干し(薪ストーブがあるので、夏場より良く乾きます。)なので、影響はありませんが、この霞の中洗濯物を外に干すのは抵抗がありますね。

引っ越して来た翌年の春「光化学スモック警報」が出たのには、本当にビックリしました。そんな警報昔の事で、今は環境基準もしっかり守られていると思っていましたから。でも中国大陸からのものと聞いて納得。

熊本は、国内でも放射能の影響を一番受け難い県だと言っていた人がいましたが、大陸からの影響は一番受けやすい県なのだそうです。

世界は一つなのですよね〜。実感します。

そんな「世界は一つ」の影響か、今年はやけにモグラの活動が活発です。
田んぼの畦も写真のように、モグラが穴を掘って回った後が例年になく目立ちます。
畦が壊れないように、今年の「田ん中」づくりは、手間がかかりそうです。

今日から「オスプレイ」の飛行訓練が始まるそうです。日曜日から新聞社の人とかが、うちの集落に事前取材に来ていたり、取材のヘリみたいなものも飛んでいて、ざわざわしていました。
我が家の上空は良く自衛隊のヘリや戦闘機が飛行するので、イエロールートというのにあたっているのかもしれません。

これは一つ、にわか報道カメラマンとして、オスプレイの姿をカメラに収めねばと張り切っていたところに、PM2.5の視界では無理かな〜と思っていたら、ルート変更とのこと。
残念といっていいのかどうかわかりませんが、ルート変更の変更があるかもしれないので、気を抜かずにいつもカメラ携帯しておこうと思っています。(笑)

我が家のわさび畑
新芽のみどりが鮮やかです。
もう少したったら、わさび葉の粕漬けとか、しょうゆ漬けとか作れます。
待ち遠しいな〜

2013年3月3日日曜日

視力が良くなって、子犬が増えた

メガネの使い勝手が悪くなって来たので、「25分即日お渡し」の某眼鏡店に行って来た。
ここは補聴器も扱っているが、母の補聴器の調整にとても丁寧に接してくれたので、好印象。

視力をはかってもらい、中近両用PCレンズ加工というのでお願いした。

驚いた事に、何と視力が良くなっていた。しかも乱視も矯正されていた。
2年前に今使っているメガネを作った時には、視力が0.7ぎりぎりで、お店の人から「免許更新ぎりぎりかもですね〜」と脅かされたのに。

すご〜!きっとこれも運動効果かもしれない。
や〜体を動かすといい事がたくさんありますね。
でも2月中までは太らなかったのに、最近徐々に右肩あがり。まずい!反省反省

特殊加工を頼んだので、さすがに25分ではできませんが、書類を作ってる待ち時間に店内を見回すと、何とパルとモリーの血を引く子犬が。
ペットオーナーの親ばかですが、結構似てませんか?

「モリー先輩こんにちは。」
「パルおじちゃん、そろそろ老眼鏡のご用命は?」
「何とかわいいやつじゃの〜」
「モリー先輩の高い高い大好き〜!」
モリーの子犬は私のメガネ入れに。パルの子犬は母のめがね入れになってます。
母のメガネはレンズ大きめなので、ちょっと入りづらいのですが、かわいいので枕元においといてといわれました。良かった良かった。

2013年2月27日水曜日

認知症 ひどいのはどっち?

年を取ると夜眠れなくて睡眠導入剤を使っている人は結構います。

母もそうなので、在宅になった今、お薬をもらうために主治医を決めなくてはなりません。

そこで先日病院受診してきました。

熊本大学医学部では、認知症疾患医療センターを設立し、熊本県の支援を受け、県内9つの病院と連携して、認知症についての医療と介護の連携強化,ならびにその質の改善に関する研究を行っているそうです。

その研究に資するため、認知症関連受診をした母には、御覧のような「火の国あんしん受診手帳」が配布され、協力が依頼されました。

平成24年の11月くらいから始まったようで、取りあえず1,000人分のサンプルを摂る事を目標としておられるようです。
我が家としては、母のこれからの記録が何かのお役に立てばと、快くお引き受けしました。

認知度を確認するために、長谷川式?の確認テストも受けました。
テストの結果、まだ認知症というほどではありませんね。と言う事でしたが、しかし。
母がこのテストを受けるのは、今回で5回目。テスト慣れって無いんですかね?(笑)
まあ慣れるってことは、認知症の度合いは低いってことですか(笑)

いまテレビで樹木希林さんがおばあちゃんの役で出て来て、「先生の前ではしっかりしてるんですよ〜」と息子さんらしき人が話した後「日常の記録をつけて、受診時に持参しましょう」なんて広告がありますよね。

あれと同じでした。(大爆笑)
初めて診察したお医者さんに「いえ実は、、、。」なんて長々と日常を説明するような大人げない事はしませんでした。だって、それさえも本当の事ではないかもしれないし、取りあえず今は、とても困っているという事はありませんし、たった一度の診察で薬の量が増えるのもいやですから。

でも受診が終わった後、母がいかに「今日はしっかりしなくちゃ」と興奮していたかがわかるような事実を見たりすると、「お母さ〜ん、いつものお母さんでいいのに。こんなに頑張って、血圧あがりすぎて血管切れたらどうするの〜。」

今母がどのような状態にあるのか、今の母のQOLを高めるには、家族はどうしてあげたらいいのか?それを知るためにもいつものお母さんでいてほしかったな〜。
今介護記録はつけていますが、より事実を正確に記録するために、今度からビデオか音声で撮っておこうかな?何て思う今日この頃です。

で、タイトルの「認知症、ひどいのはどっち?」ですが、
実は昨日から車のキーがみつから無くて、家中、納屋も、畑も思いつくところ全て探したのですが見つからず、「しょうがないスペアーキー作ろうか?」というので
私:「ちょっと待って、もう少し探そうよ。」
「あなたの探すは、あてにならんもん。いっつもちょこっと見回しただけで、無い無いって言うし。」
「でもおかしいね〜。いつも置いた所忘れて、メガネが無い、携帯が無い、鍵が無いって大騒ぎするのは私の方なのにね〜。あなたにしては珍しいよね〜。」

と私が言った後、
主人:「ゴメン悪いけど、あなたのバック見せてくれん?」
私:「探す所なくて、そこまで疑いますか? いいですよ。これが23、24日使っていたバック。」
と差し出した数秒後、
主人:「これは何ですかね〜。」「昨日から鍵探しに当てた時間無駄にした。」
私:「、、、、絶句」

私が車で出かけるのに、荷物を運ぶのに手近にあった主人の鍵を使い、そのまま私のバックに入れ、運転は自分の鍵でしたため、すっかりその事を忘れていたのでした。

即座に主人に土下座して(といってもリビングですから絨毯の上ですが 笑)謝りました。
ふ〜 鍵だから良かったけど、これが台所の火だったらと背筋が寒くなりました。

でも主人も母が在宅になった当初、暫くは毎朝「お母さんの食前の薬はどれか?飲ました?」と随分聞かれました。(母には、朝食前に飲む薬はありません!強調)あまりに毎日聞かれるので、「病院行く?」と聞き返したものです。こんな夫婦とお母さんの3人家族。来年が恐ろしいです。

我が家の居宅介護体制(その4 その他)

通院など車椅子の母でも出かける用事は結構ある。
それで、障害者用駐車スペースを使えるように、ハートフルパスを申請した。
最寄りの保健所に行って、介護保険証を提示し、簡単な申請書を提出するだけですぐ交付してもらえた。
九州県内は、このパスでどこの県でも使わせてくれるらしい。
でも、県によって要介護2からしか交付しないとか、要件に違いがあって、何で?って疑問も感じますが。ちなみに熊本県は要支援でも交付してもらえるらしい。
私が保健所に申請に行き、要介護3の介護保険証を提示しているのに、2回も『申請者さんご本人ですか?」と聞かれた。眼が点になった。

二回目に聞かれたときは、申請書を書きながら思わず「要介護3の人があなたの前でこうして申請書を書けると思うんですか?」と、担当者の人に聞こえるくらいの声でつぶやいてしまった。
しかし、もしかしたら本当にそう見えたのかもしれない。
理由は、次の更新でわかるかも(爆)


車に乗るときは、高い方が、降りるときは低いステップの方がいいらしいです。
理学療法士のかたのアドバイスがありました。
たまたま、どちらの高さがいいかわからず、どちらも1,000円代で、ホームセンターで売っていったので、購入していました。
無駄にもならず、ラッキーでした。
どっちが降りる時で、どっちが乗る時?
わからなくなると行けないので、印を付けました。
記憶が怪しくなって来た夫婦ですので。(笑)

我が家の居宅介護体制(その3 確定申告)

確定申告まっただ中。今年は我が家の分と母の分と。特に母は入退院施設入所と医療費関係が重なったので、整理が大変です。

まあそれは整理すればできる事ですが、ここで「う〜ん、介護保険受給者への優遇措置とか、もう少し調べれば所得控除の対象経費がもっとあるんじゃないかな〜」と思っていたところ、菊池市の広報に「介護保険受給者の人は、申請すれば、障害者とか、特別障害者に見なされるという証明書」をだしてもらえるらしいお知らせが出ていました。早速高齢者介護の担当課に行って、申請、証明書をもらってきました。


母は二年前に夫を亡くし、一人暮らしでした。その頃までは、母の確定申告は母が自分でしていましたが、夫の死亡による寡婦控除の申請をしておらず、昨年順一が確定申告しなおした経緯があります。

また所得税の申告で既に納税額が無いからと、医療費控除の対象になる経費があっても、申告しない方がいるかも知れませんが、所得税と住民税は課税標準(税をかける算定基礎となる所得)を算出する控除額が違いますから、医療費の申告も忘れずにしておいた方がいいらしいです。
どうりで役場で医療費控除はありませんかと念を押される訳です。


高額介護療養費や高額医療費の自己負担限度額、入院中の食事療養費の減額などは、住民税の負担額をもとに決定される場合が多いのですが、確定申告についてのいろいろな知識が無いために、不利益な状態にある人もいるんではないでしょうか?

控除できるものがあれば、申告しておくにこした事はないですね。

菊池市では、住民税非課税世帯で、要介護3以上の人には、おむつ代の補助もあるとか。

財政基盤の弱い菊池市でも、このような補助があるのですから、ほかの市町村ではまだいろいろあるかも知れません。

面倒くさがらず、ちゃんと申告して、不慮の事態で不利益を被らないようにしたいものです。

2013年2月22日金曜日

我が家の居宅介護体制(その2 生活支援編)

部屋の用意ができましたので、今度は日常の生活を支援する様々な物、事をアレンジして、ケアプランを立てます。

電動ベット、ベッドサイドアーム、ポータブルトイレ、マットセンサー
ベッドサイドアームは、150度位回転するので、掴まりながら体を移動させる時に便利です。ケア友の敏子ちゃんのお薦めグッズです。(笑)

ポータブルトイレは、肘掛けが跳ね上げ式になっています。朝起きたばかりとか、介護度があがってくると、筋肉の硬縮があるので、立たずにベット上をお尻をずらしながらトイレまで移動できて、体に負担がかかりません。
それにしても今はポータブルトイレも凄い進化ですね。木製、暖熱便座から脱臭機能、ウォシュレット機能のついてる物まであります。また排泄物の臭いをとる脱臭材の威力の凄い事。24時間放置しても臭いに悩まされる事はほぼありません。
まあその分環境負荷は高いのだろうと思うのですが、背に腹は代えられません。
ただ母は、腎臓のトラブルがあったので、尿の状態をチェックする必要があり、おしっこの色がかわるような脱臭剤は使えないので、ちょっと割高なものを使っています。もっと安くていいのないかな〜と探しているところです。

マットセンサーは、寝ていた人が起き上がってマットに足を載せると反応して知らせてくれます。私の強い味方です。(笑)

ベットの柵には、手すりがつけられていますので、少しの移動なら大丈夫です。
洗顔や着替えはベット上でという案もありますが、できるだけ体を動かしてもらいたいのと、失禁でシーツが濡れるのを防ぐため、移動してもらっています。

歩行器や車椅子で移動、回転できるスペースを確保するためには、結構広い空間が必要です。この部屋は14平米くらいですが、一般の老人向け施設の独り部屋はだいたい18平米くらいですから、もう少しゆとりがほしい所です。



肘宛がついた歩行器で移動する母。
自立歩行はできないのですが、自分がそんなレベルになったという事を理解できていないので、ちょっと目を離したすきに、歩行器なしで伝い歩きしようとします。
転倒につながるリスクが一番高い瞬間です。

リビングから母の部屋まで直線で10mは移動できる空間を確保しました。
デイサービスの無い日は、ここで鬼嫁療法士のリハビリ特訓(笑)です。
ひなたぼっこする母。このコーナーをとても喜んでいます。
週に3回のデイサービスを受けています。
我が家のお風呂は北極のようなところですし、右足大腿骨に金属が入っていますので、私と順一で入浴させていた時に脱臼でもさせたら、また手術です。

母は出かけるのを嫌がりますが、こればかりはどうしても受け入れてもらわないと。
自宅の玄関まで送迎車を乗り入れられないので、車椅子で往復です。
運転手さん一人では、押し上げるのが大変なので、介護士さんがロープで引っ張ります。
毎回「ありがとうございま〜す。」と手を合わせてお礼してます。

そうそう、歳をとったら段差解消とすぐ思いますが、場合によってはスロープが転倒の原因になる事も。階段の幅、奥行きさえ十分にあれば、車椅子も30センチくらいの段差なら難なく乗り越えられます。
十分な開口部の幅と、引き戸は納得できますが、老後のために今のうちにスロープや手すりをつけてなんて先走って改装してしまうと、あとから二度手間になることもあるらしいですよ。

今お世話になっている事業所のお風呂は、温泉水です。菊池ならではですね。
母のお肌は、私よりつやつやです。
「あなたたちも一度入りに行ってみればいいのに」と勧められました。笑
事業所の送迎車は、ほかの利用者さんの事もあるので、リスクはおかせませんが、もし万が一の事が起こった時に備えて、車が乗り入れられるように車道を造ってます。
2月20日は、ケアマネージャーさんの自宅訪問でした。
このヒアリング時のやり取りで、母の心理があらわになった会話が、、、。
ふ〜〜〜〜。
介護保険制度ができたばかりの頃、私は福祉事務所で生活保護のケースワーカーをしていました。介護保険についてもいくつか講演会を聴きにいきましたが、ある講演会でお医者さんが、「家族は、本人がいかに体が楽になるかを考えて、ケアプランを考えがちだけれど、その考えを優先してばかりいると、被介護者の身体レベルは落ちる一方です。介護者の負担を減らし、なおかつ被介護者のレベルを向上あるいは維持するという目標でプランは作られなくてはいけません。」といわれました。

なかなか難しいですね。母にとって、きっと私は鬼嫁です。(笑)

さてこのところ、夜間動物の徘徊がすごいのか、パルとモリーが夜通し哭いて、あんまり眠れてません。昨夜もなきかたが酷いようなら、モリーはケージにいれて玄関の中に入れようと順一と話し、ケージを降ろしてモリーの小屋のそばにおいていました。そしたら嘘のように昨夜は一回も吠えませんでした。? そんなにケージは狭くて嫌いなのかな?笑
それともお疲れ気味の私に気を使ってくれた?

所用があって、23、24日と私が家を留守にします。
今までずっと私が母の身の回りの世話をしていて、順一は一度もした事がありません。
勤めていた時に引き継ぎ書を作ったように、母の介護の引き継ぎ書を作っています。笑
さあどうなるか楽しみです。
世の中では、実子介護という言葉が流行語のように使われていますが、居宅でそんな事絶対無理だと思います。家庭の状況はそれぞれですから、何とも言えませんが、家族みんなで助け合う、それがあたりまえ、そんな人間関係がいつの世でもできるといいですね。

我が家の居宅介護体制(その1 リフォーム編)

(年の始めの通信に書いて約束したので、気合いいれました。笑)

順一の母の急変には驚きましたが、精密検査を経て、特に問題は無いとの事で、2月5日無事自宅に帰ってきました。

腎盂癌の疑いもあったので、今年の正月は正月気分でもなく、施設はノロウイルスが侵入していて面会もままならず。本当に寂しいお正月でした。母も6月の入院からはや8ヶ月、病院や施設を渡り歩く生活で、精神的にも、、、、。

今まで環境の整ったところで生活していたので、木護での不便な生活よりも、施設の方がいいのではないかと、自宅か施設か随分迷いましたが、母のために一部屋リフォームして居宅介護することで、当分様子を見てみることにしました。

リフォームする部屋は、我が家でも一番いい部屋。四方に開口部があり、部屋からの眺めも日当り風通しも抜群です。
でも私たち夫婦2人では、特に使う予定もなく、また相当痛んでいたので、リフォーム費用もバカにならないので、そのままになっていた部屋です。いつもは畑仕事に行く時の更衣室とか道具置き場になっていました。


BEFORE
入り口のドアは5年ほど前、アルミドアから大工さん手作りの木製ドアに換えてありました。暖房効率を高めるためです。ですが開き戸ですので引き戸にする必要があります。
御覧のとおり、壁もぼろぼろです。
この家を購入したばかりのころは、コンクリート打ちっぱなしの床だったのですが、さすがに寒くて、下足部分をのぞいて床だけはフローリングにしてありました。
天井もこんな感じでした。部屋の広さは14平米くらいです。


AFTER
壁や天井の古い資材をはがし、断熱材を入れ、県産材のスギで貼りました。
断熱効果を高めるため、カーテンボックスも設置。窓もリフォーム窓になっています。


下足コンクリートむき出し部分は、床をあげ、県産材の檜で貼りました。
エコな生活とは反しますが、母のためにはどうしてもエアコンは必要でした。
昨年一昨年は氷点下10度を下回る厳しい寒さを経験しましたので、室外機は氷点下20度でも稼働できる寒冷地仕様のものです。
ドアも引き戸に、これまた大工さんに無理を言って、前の開き戸を引き戸に作り替えてもらいました。開口部はぎりぎり75センチは確保できました。車椅子で行き来するなら80センチ欲しいところですが、まあ気をつければ大丈夫です。

母は自立歩行はできませんので、広さを確保するため手すりはあえてつけませんでした。

天井近くの換気扇は、薪ストーブの暖気を取り込むためです。
ただ深く考えずに、台所用の換気扇を購入してつけましたら、稼働音が結構大きくて、ちょっとうるさい失敗でした。多分ユニットバスなんかに使われている低騒音のものなら良かったかと思っています。
吹き上げた天井を順一がワックス掛け。
リフォーム窓を取り付けているところです。
既存の窓はそのままに、内側にもう一つ窓を作り付けます。断熱効果をさらに高めるために復そうガラスにしました。
リフォーム窓の威力。
この日外は氷点下5度。リビングのシングルガラスは結露で外も見えません。
同じ日、同じ時刻、リフォーム窓を設置した部屋です。
天気の良い日には、エアコンをつけなくても日中は室温20度くらいまでなります。
ほかの部屋もリフォーム窓つけようかなと思っている今日この頃です。

今回のリフォームには、菊池市が「地域経済活力創出事業」という補助金制度を単年度で実施しているという情報がありましたので、その制度を利用しました。
県産材の利用促進、省エネルギー、ユニバーサルデザインなど、今回のリフォームでその制度に該当する工事部分費用の一割は、菊池市商工会加盟店で使える商品券で補助してもらえました。その商品券は、母の衣類やおやつのお菓子(笑)それにポータブルトイレの脱臭剤などの購入に充てています。