2011年3月31日木曜日

イノシシが〜〜〜〜

昨日知人から今年初めてのタケノコをいただいたので、木護でもそろそろかな〜と思い、我が家の目の前の竹林へ。但しここは我が家の敷地ではありません。所有者の方のご好意で、いつもとらさせていただいています。我が家の庭の一部のように素敵な空間を愛でさせていただいています。だから竹林の手入れも気合いが入ります。(笑)

ルンルンルン、さて〜今年一番のタケノコどんなかな〜?と思い足を踏み入れると、、、、。
な、な、何と猪が初物を殆ど持って行っていました。
どうりでここ2、3日パルとモリーが夜通し吠える訳がわかりました。
それにしても猪の凄すぎる臭覚。感動ものです。私にもその能力分けて〜!

写真をクリックしてみて下さい。猪さんの奮闘ぶりが確認できます。(笑)

それでも、まだ猪さんが食べていない芽が!う〜む、でも猪の能力からすると、これは掘っても食べるに値しないと、却下した芽か! 写真を撮った後、掘ってみましたが、私の握り拳くらいしかありませんでした。 笑
竹林の持ち主の方にもメールして、被害状況をお伝えしましたが、「まあ、いくらかは残るでしょう。それをいただければ結構です。」とのこと。
自然に生かされて生きるには、この鷹揚さが大事ですね。




お昼からは、隈府に買い出し。ショッピングセンターの駐車場の桜は3分咲き
これは、菊池の桜の名所 菊池神社近くの公園。春よこんにちは。

2011年3月30日水曜日

被爆と被曝

この前インターネットで、被爆と被曝は違うのだと言っていました。
被爆は原水爆などの爆弾などで放射能を浴びること、被曝は放射能や化学物質を浴びること、今回の原子力発電所の事故で放射能を浴びることは、被曝のほうに入るのだとか。
でもな〜何だかな〜。
これってこれまで何度も危険を指摘されて来ても、顧みようとしなかった東電や政府の怠惰による人災だと思うんですけど、それでも被曝でしょうか?

各地で福島原発の事故からくるであろうと思われる放射能が確認されて来たからだろう、食物の被曝線量の基準も緩和されるらしい。そうしないと何たって食べるものが無くなるからね。

フィリピンやイギリスでも日本の原発事故から来たと思われる放射能物質が確認されているとのこと。
菊池は今日も中国大陸から来た黄砂で、空が灰色に澱んでいた。平成19年の春には、何と菊池で光化学スモッグ警報が出た。どうやらこれも中国かららしかった。
風向き、潮流のことを考えると、今回の原発事故で、被害を受けるのは日本だけじゃない。

MOX燃料を使って原子力発電をしているのは、世界で日本だけ。今回の事故、日本が世界に先駆けて人体実験してるみたい。

ドイツでは、今回の事故をうけて、国内の古い原子力発電所5基が稼働停止になったらしいけど、誰も電力に困らなかったらしい。もしかして日本ももっと発電力総量減らしても困らないんじゃないかな?計画停電を徹底しないのは需要があるからじゃなくて、需要がある風に見せかけなければならない何かトリックがあるんじゃないかな?

最近やたらとオール電化の家のコマーシャルが多かったけど、これは余ってる電気をどうにか使ってほしいからじゃないのかな? ちなみに我が家は、電磁調理器は電磁波の影響が怖くて使いたくないこともあるけど、電線が切れたらお湯も沸かせない、お風呂にも入れないなんてことでは危機管理が出来ないから使ってません。
年とってやかんの空焚きなんかして火事になったらどうするのって不安がありますが、今でも眼鏡をかけないとパソコンの画面は殆ど見えないし、昔だったらとうにお迎えが来てる人かもと思うことが度々あります。あ〜でも懸案の五右衛門風呂がまだ出来ていないのは残念です。(笑)

ニューヨークタイムズが、今回の地震、事故を受けて、日本全体が節約や自粛ムードに傾いていて、これでは経済活動が不活発になって日本経済の将来に不安、みたいな記事を書いてるらしいけど、こんな事故を起こした国に観光に来たり、農産物や工業製品を買ってくれる国がすぐすぐあるだろうか?事故の前でさえ既に市場は成熟してしまっているという見方があるのに。国際間の経済じゃなくて、国内でものがうまく回って行く仕組みづくり、
私はこのことがきっかけで違った社会が出来るきっかけになったら良いなと思ってるほうなので、あえて「それもいいんじゃない」って感想ですけど。

今日頭の中に浮かんだことあれこれ。



2011年3月29日火曜日

確かなこと

約9ヶ月ぶりにブログに写真をアップしたので、海外に住む知人たちに「写真付きブログアップしたからね〜。見てね!」と連絡した。
ウエールズに住むマヤのお母さんにも、我が家に居た間の娘の様子を知ってもらえたら安心して下さるだろうと思っている。

早速Aldaさんから連絡。何でも24日頃タイ北部ミャンマーとの国境あたりで大地震があったそうで、75名近い死者が出ているとのこと。キッサナーは大丈夫だろうかと心配されていた。

日本のことばかりに気を取られていて、世界のニュースをおろそかにしていたみたいである。

幸いキッサナーの故郷チェンマイとは少し距離があるみたいだけれど、キッサナーも今回の日本の地震でいろいろなニュースを聞いているから、考えるところがあるだろう。

毎日福島原発のニュースが流れているけれど、本当のところはどうなのか。
先日久しぶりに温泉に行ったら、お風呂の中でも原発のニュースで持ち切りだった。
ある人は息子から「日本の政府の出す情報はでたらめだ。九州でも出来るだけ外出しないほうがいい。」と言われたといい。ある人は「そぎゃんこと言われたら、何も食べるもんがなか。
被爆しとらんでも、中国からくる野菜は何が入っとるかわからんたい。わたしゃもう歳だけんそぎゃん長生きせんだっちゃよか。」って(笑)

テレビ番組でも、和田アキ子が「自分は年に4回CTスキャンを受けるけど、何てこと無いですよ。」と豪語していたらしい。

ここで考えないといけないのは、和田アキ子は今病気を患っている体だとうことである。本人は特定疾患にもあたるような深刻な病気だと吐露している。この人は病気の治療のために必要やむを得ずCTを受けないと行けない状況にあるから仕方なく受けるのであって、健康に何の問題も無い人が、原発の影響でなぜ無理やり、それも知らないうちにCTを受けさせられなければならないのか。
それも内部被爆と外部被爆を一緒くたにしても、人間はほうれん草と牛乳だけで生きて行ける訳ではない。食物総摂取量に換算したら最悪月に2〜3回くらいCTを受けることになるかもしれない。それも外部被爆だけと考えた場合である。

こういう無責任なタレントの発言が、人の頭を洗脳していく。
原発の安全性をPRしていた宇宙飛行士の毛利さん。映画監督。莫大な謝礼を受け取ったあなた方は今どこで何をしておられますか?

そんな憂鬱な気分で居たら、先日NHKラジオで、長崎大学の名誉教授の方がインタビューに答え、はっきりと「医学的所見から行われるCTと今回の被爆線量を同一に論じるのは問題がある。長崎、広島やスリーマイル、チェルノブイリの際の記録などを参考に、今回の原発からの距離、被爆線量などを総合的に検討して、この距離でこの被爆線量であったらどのような健康被害が出たとか、今も出続けているとかなどの正しい情報を伝えることが望まれる。そして住民の人はそれを参考に、では自分はどうするのか、自分の処し方は自分で考えなければならない。」というような内容のことを答えておられました。

最後の部分はちょっと厳しいなと思いましたが、自分の人生をどう生きるかは自分の責任にある訳で、もっともと言えばもっともかも。

原子力発電や、放射線に関する情報や知識は、ちょっと難しくて難解かもしれないけれど、自分や幼い子の命をどうするかっていうことだから、面倒くさがらず、理解する努力をしないと行けないと思う。言葉は悪いけれど、今私の中には神様が何かを選別しているようなそんなイメージがわいて来ている。

園さんのお寿司は、我が家にとっては、間違いなく確かなものです。
去年の春、フィリップさんと。
フィリップさん曰く「これから他のお寿司やさんに行くときは、園さんがスタンダードになりますから、見る目が違ってきますね。」とのこと
フィリップさんは、原始時代の生活様式にとっても興味があり、アメリカのプリミティブライフ研究会みたいなのに参加しています。またサバイバルスキルのコーチとしても活躍してます。今回のようなことがあっても、必ず生き残れるって感じです。
我が家も昨年たくさんのスキルを教えてもらいました。逆境に強い農園です。(笑)

これは、出前の特上のお寿司。
とても我が家の財布では賄えませんので、せめて写真だけでも。(笑)

同じく去年の春。ヨークさん、レベッカと。
ヨークさんは、前の年までスペインのイビザ島にある客室9室のプチホテル(スイスの有名な元テニスプレイヤーの経営する高級ホテル)で支配人みたいな仕事をしていましたから、味にはちょっとうるさいです。
このときも、日本の寿司と神戸牛(ヨーロッパでは、日本の牛肉と言えば神戸牛が最もすばらしいと、宣伝されているらしいです。)を食べるのを旅の楽しみにしていたようですが、神戸牛については、滞在中知り合った誰もが、「高いばかりだからやめたほうが良い。」とアドバイスしていました。さて食べたのでしょうか?

寿司については、この後も何カ所か行ったようですが、お世辞かも知れませんが、園さんよりおいしい寿司には巡り会わなかったと。

スイスは東京と変わらないくらい物価の高いところ。
この回は、なんと二人が私たち(といっても同行したのは順一だけですが。)にごちそうしてくれました。
あまり書くと、園さんに迷惑をかけそうです。
私たちもいつか園さんにご迷惑をかけない値段でお食事できるようになりたいです。
桜もいつの間にか2、3分咲き今週末は花見でどこも賑わうことでしょう。
写真は去年の3月26日、ヨークさんと熊本城二の丸公園でピクニック

2011年3月27日日曜日

Before and After (kissana)

我が家に来ると、だいたいみんな体重が落ちます。(笑)
1日3食、規則正しい時間に起きて、食べ、働く。
それにあまり油っぽいものも多くないので、健康になる?みたいです。

キッサナーもタイでは独身生活で、1日三交代の激務。
外食ばかりだし、食事の時間も満足に取れなかったようで、ご飯の食べ方が早い早い。

食事の取り方は、心のあり方を如実に表します。
キッサナー自身も気になっていたようで、滞在後半からは、意識してゆっくり食べるようになりました。

体重68キロ。身長から割り出したBMIは58キロでした。
ですので、この滞在で出来たら65キロくらいまで落とせるといいねと言っていたのですが、本人は60キロ目標と言います。

みんなから、そんなに性急に落としてもリバウンドするから、せいぜい2ヶ月で3キロくらい落とすペースが良いんじゃないと言われていました。

そして、最後の日。3キロから4キロは体重が落ちたようです。
まあ1キロは誤差の範囲でしょうから、3キロは落ちたと思って良いのではないでしょうか。


Before 1月23日ころ


After 3月26日  どうでしょう 顔のラインがすっきりしてきましたね。
でも問題はこれからです。タイに帰って誰もそばにいなくても、毎日の生活を自己管理できるかな?

Before and After (jun-ichi)

みんな居なくなって、静かな朝です。
さあさあ、今日は兼ねてから懸案の順一のヘアーカット

前回はいつ切ったかも忘れてしまったほど、ほったらかしでした。

Before

After  どうでしょう?(笑)


キッサナーも私に髪を切ってもらってもいいと言っていたのですが、若い人の髪と順一ではね〜。その後の感想が怖い。(笑)
結局キッサナーは町の1000円カットで散髪してもらったようです。
それでも、タイだったら10回分の料金だそうです。
キッサナー こんな感じですけど私に髪切ってもらう勇気ある?(笑)


パルとモリーは、久々に私たちがそばに居るので、安心してお昼寝です。


2011年3月26日土曜日

thank you( みんな ありがとう )

1月16日 木護が今年、いえこの50年で最も寒かった日に、キッサナーはやってきました。タイのチェンマイを出発した日は気温30度近かったそうですが、この時は気温−6度位でした。凍結のため順一も軽トラックを動かすことが出来ず、集落に至る最も急な坂道は、重い荷物をかかえ徒歩で登りました。

キッサナーの本名は、「クリスタ」 ヒンズーの神クリシュナ神から名前をいただいています。初日から神様の凄い歓迎です。(笑) 

それからも、殆ど毎日 雪 雪 雪です。


キッサナーには、犬たちの散歩係も頼みました。
しばらくすると、パルもモリーもキッサナーが庭に出ると「わお〜 お散歩だ!」と興奮(笑)

ギターの得意なキッサナー。軽トラ朝市では、募金活動にギターで応援してくれました。
子供たちも、キッサナーの巧みな演奏に興味津々



キッサナーの滞在中には、福岡から平島さんが、日本語の勉強を応援するため、3回も来て下さいました。本当にありがとうございました。
これは、我が家で初めてお料理してくれた日。うまく出来たのかな〜
私は知人の家にお泊まりしていたので、残念ながらご相伴に預かれませんでしたが。
マコさんがお菓子の差し入れ。きれいなお菓子にみんなとっても幸せそう。
2月18日からは、スイスからアルダさんがステイ。
キッサナーと良いコンビでした。
2月22日からは、フィンランドからヘンリックもステイ。
体の大きいヘンリックにキッサナーは、びっくりしていました。

2月25日は、みんなで山鹿へ。
竹灯のイベントと山鹿灯籠踊りを堪能しました。

八千代座で灯籠踊りを観賞。幕間にお土産の抽選会があり、ヘンリックは扇子をゲット。
アルダさんとキッサナーは何も無かったのですが、人力車で町を散策する切符を当てた方が、折角ですから外国の方に楽しんでもらって下さいと券を譲って下さいました。
よかったね〜。
2月27日、休息日。
アルダさんがまだ阿蘇に行ったことが無いというので、お連れしました。
そしたら何と、阿蘇の野焼きがこの日から始まり、興奮したのは私のほうでした。
メラメラと炎があがる横を車で何往復もしてしまいました。(笑)

来年も時期をチェックしておこう!
大観峰から阿蘇涅槃を臨みましたが、山の裾野から野焼きが始まっており、阿蘇五岳は煙の中。壮大なスケールの野焼きです。
アルダさんは、3月5日鹿児島に向けて出発。
幼い頃から、知覧という地名が頭に焼き付いているそうです。
今回はその知覧と、そして何故か高知県に行くことが目的とか。
なんで高知なんですか〜何回も聞きましたが、どうしても高知という名前が頭から離れないのだそうです。

ですので、高知の「はりまや橋」は日本三大がっかり名所の一つだから期待しないようにと伝えました。
今回の震災で、3月17日頃には日本を出国されたようですが、高知には行けたかな?
3月6日にはヘンリックも旅立ちましたが、そのかわりこの日からイギリスからマヤとルーバの二人がステイ。二人が直前までウーフしていた農園の武藤さんと。
武藤さんからは、今度日本にきたら武藤さんの農園でもウーフしてねと誘われていました。
3月9日 休息日に阿蘇へ。
三人ともまだ阿蘇に行ったことが無かったようで、大感激していました。
前々日凄い冷え込みだったので、火口周辺には雪が降っていました。

3月12日、森の手入れの日。
前日におこった大地震で日本中が凄いことになっていましたが、我が家にステイしていたみんなは、以前からこの日に森でジョンレノンの「イマジン」を歌うことを決めていたので、静かに、祈りを込めて歌いました。
12日 響君と大野さんも参加
大野さんお得意の超よく飛ぶ紙飛行機の折り方講座です。
お昼は、ピザを焼いて庭で食事会。
若者と一緒に記念撮影
マヤは、3月21日、22日 私の実家へ。
姪っ子と鯉のぼりをたてるポールの飾りの組み立て
さあさあ、3月26日になってしまいました。
これからしばらく熊本市内で過ごして、3月31日に帰国の予定です。

昨日も今日も何故かしら午前中は雪が降りました。
キッサナーが初めて我が家に来た時と同じように、神様が今度は別れを惜しんでいるような「なごり雪」です。
4月13日から15日まではタイ国全土でお釈迦様の生誕を祝して大々的なお祭りがあるそうです。チェンマイではこの時新年のお祭りも合わせてするのだとか。
仕事やNPOのことで、この5年お祭りに参加できなかったキッサナーは今年のお祭りをとても楽しみにしています。
私からは、ささやかながら、お祭りの時に着てもらおうとあるものをプレゼントしました。
着てくれるかな〜(笑)

2011年3月25日金曜日

また来てね

マヤは今朝早く長野に向けて出発しました。
状況を見極めていたのが良かったのか、本来3月31日に成田からクアラルンプールに向かうチケットを持っていたのですが、関西国際空港からの便に無料で乗り換えが可能になり、この際とばかり、長野の後は京都、奈良を満喫して4月2日位に出国することにしたようです。ルーバはそれまでマレーシアで一人で滞在です。

ちなみに、福岡からクアラルンプールに飛んだルーバは、本来のチケットの変更が利かず、片道9万円くらい払ったそうです。
大阪からスイス(ドイツ経由)にもどったアルダさんは、何となんと片道28万円くらい払ったようです。

確かに今の日本はいつ何がおこるかわかりませんが、それにしても法外なお値段ですね。


ルーバとマヤのいた3月6日からの写真から


薪割りですよ〜。
最初は、余裕かましてましたね。(笑)
お茶目なマヤちゃん。
アルダさんとヘンリックに手伝ってもらった分も含め、3月14日までに8㎥くらい作りました。
途中の休養日に、阿蘇へ。 阿蘇涅槃をバックに
阿蘇火口で、記念ジャンプ(笑)
森の管理作業もしてもらいました。
軽トラの荷台はみんなのお気に入り。
山小屋の屋根の修理。
家の前の竹林の整備。
あ〜〜〜〜〜〜〜疲れたね。マヤ
ルーバは力持ち。搬出した竹は、田んぼで燃やし、肥料に。
25日の夜は、マヤとルーバがうちにくる前にウーフしていた、同じく菊池の武藤さんも駆けつけてくれて。キッサナーが食べているのは、マヤお手製のホットチョコバナナ。
バナナに板チョコを挟んで、薪ストーブの中で10分くらい蒸し焼きにしたもの。
おいしかったです〜。
武藤さんは、某テレビ局でおなじみだったお料理番組で、「走る豚」の生産者として超有名人に。この日もたくさん差し入れをいただいて、ありがとうございました。
マヤ、キッサナー、また来てね〜。