2011年3月29日火曜日

確かなこと

約9ヶ月ぶりにブログに写真をアップしたので、海外に住む知人たちに「写真付きブログアップしたからね〜。見てね!」と連絡した。
ウエールズに住むマヤのお母さんにも、我が家に居た間の娘の様子を知ってもらえたら安心して下さるだろうと思っている。

早速Aldaさんから連絡。何でも24日頃タイ北部ミャンマーとの国境あたりで大地震があったそうで、75名近い死者が出ているとのこと。キッサナーは大丈夫だろうかと心配されていた。

日本のことばかりに気を取られていて、世界のニュースをおろそかにしていたみたいである。

幸いキッサナーの故郷チェンマイとは少し距離があるみたいだけれど、キッサナーも今回の日本の地震でいろいろなニュースを聞いているから、考えるところがあるだろう。

毎日福島原発のニュースが流れているけれど、本当のところはどうなのか。
先日久しぶりに温泉に行ったら、お風呂の中でも原発のニュースで持ち切りだった。
ある人は息子から「日本の政府の出す情報はでたらめだ。九州でも出来るだけ外出しないほうがいい。」と言われたといい。ある人は「そぎゃんこと言われたら、何も食べるもんがなか。
被爆しとらんでも、中国からくる野菜は何が入っとるかわからんたい。わたしゃもう歳だけんそぎゃん長生きせんだっちゃよか。」って(笑)

テレビ番組でも、和田アキ子が「自分は年に4回CTスキャンを受けるけど、何てこと無いですよ。」と豪語していたらしい。

ここで考えないといけないのは、和田アキ子は今病気を患っている体だとうことである。本人は特定疾患にもあたるような深刻な病気だと吐露している。この人は病気の治療のために必要やむを得ずCTを受けないと行けない状況にあるから仕方なく受けるのであって、健康に何の問題も無い人が、原発の影響でなぜ無理やり、それも知らないうちにCTを受けさせられなければならないのか。
それも内部被爆と外部被爆を一緒くたにしても、人間はほうれん草と牛乳だけで生きて行ける訳ではない。食物総摂取量に換算したら最悪月に2〜3回くらいCTを受けることになるかもしれない。それも外部被爆だけと考えた場合である。

こういう無責任なタレントの発言が、人の頭を洗脳していく。
原発の安全性をPRしていた宇宙飛行士の毛利さん。映画監督。莫大な謝礼を受け取ったあなた方は今どこで何をしておられますか?

そんな憂鬱な気分で居たら、先日NHKラジオで、長崎大学の名誉教授の方がインタビューに答え、はっきりと「医学的所見から行われるCTと今回の被爆線量を同一に論じるのは問題がある。長崎、広島やスリーマイル、チェルノブイリの際の記録などを参考に、今回の原発からの距離、被爆線量などを総合的に検討して、この距離でこの被爆線量であったらどのような健康被害が出たとか、今も出続けているとかなどの正しい情報を伝えることが望まれる。そして住民の人はそれを参考に、では自分はどうするのか、自分の処し方は自分で考えなければならない。」というような内容のことを答えておられました。

最後の部分はちょっと厳しいなと思いましたが、自分の人生をどう生きるかは自分の責任にある訳で、もっともと言えばもっともかも。

原子力発電や、放射線に関する情報や知識は、ちょっと難しくて難解かもしれないけれど、自分や幼い子の命をどうするかっていうことだから、面倒くさがらず、理解する努力をしないと行けないと思う。言葉は悪いけれど、今私の中には神様が何かを選別しているようなそんなイメージがわいて来ている。

園さんのお寿司は、我が家にとっては、間違いなく確かなものです。
去年の春、フィリップさんと。
フィリップさん曰く「これから他のお寿司やさんに行くときは、園さんがスタンダードになりますから、見る目が違ってきますね。」とのこと
フィリップさんは、原始時代の生活様式にとっても興味があり、アメリカのプリミティブライフ研究会みたいなのに参加しています。またサバイバルスキルのコーチとしても活躍してます。今回のようなことがあっても、必ず生き残れるって感じです。
我が家も昨年たくさんのスキルを教えてもらいました。逆境に強い農園です。(笑)

これは、出前の特上のお寿司。
とても我が家の財布では賄えませんので、せめて写真だけでも。(笑)

同じく去年の春。ヨークさん、レベッカと。
ヨークさんは、前の年までスペインのイビザ島にある客室9室のプチホテル(スイスの有名な元テニスプレイヤーの経営する高級ホテル)で支配人みたいな仕事をしていましたから、味にはちょっとうるさいです。
このときも、日本の寿司と神戸牛(ヨーロッパでは、日本の牛肉と言えば神戸牛が最もすばらしいと、宣伝されているらしいです。)を食べるのを旅の楽しみにしていたようですが、神戸牛については、滞在中知り合った誰もが、「高いばかりだからやめたほうが良い。」とアドバイスしていました。さて食べたのでしょうか?

寿司については、この後も何カ所か行ったようですが、お世辞かも知れませんが、園さんよりおいしい寿司には巡り会わなかったと。

スイスは東京と変わらないくらい物価の高いところ。
この回は、なんと二人が私たち(といっても同行したのは順一だけですが。)にごちそうしてくれました。
あまり書くと、園さんに迷惑をかけそうです。
私たちもいつか園さんにご迷惑をかけない値段でお食事できるようになりたいです。
桜もいつの間にか2、3分咲き今週末は花見でどこも賑わうことでしょう。
写真は去年の3月26日、ヨークさんと熊本城二の丸公園でピクニック

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