2015年4月28日火曜日

いつもお腹ぺこぺこなんです〜〜〜〜〜。

去勢手術をした際、先生から、「これから太りやすくなりますから、餌のやり過ぎに注意して下さい。今くらいの体重維持がいいいと思いますよ。」

とのお話を受け、我家で一番食事制限を受けているラッキー君

いつもお腹をすかせているので、何でも食べたがります。
バナナも
リンゴも
パル兄ちゃんやモリー兄ちゃん用のふすまクッキーも
(これは結構おいしいようで、食いつきが違いました。笑)


油断していると生米まで。この前はタケノコの木の芽あえも食べてました。

お陰で、ねずみ取りの技術はスキルアップ。後ろ足の使い方がプロ並みです。笑



しかし、この事件が起こってから、飼い主の留守中はケージに入れられることが多くなりました。
「だから、御飯いっぱいくれれば問題は解決するって〜〜〜〜〜〜。」
「だめったい。今度は肥満猫になって病院通いせにゃんたい!」
「外に出してくれれば、運動ばいっぱいするけんよかろ?」
「そしたら、ダニばつれてくるけん、中に入れられんタイ!」
「よかよか、あたいやその方がよかばいた!」
「、、、、、。あ〜たの気持ちはわかるばってん、順一お父さんがラッキー、ラッキーちゅて泣かすもん。」
「おいらの知ったことか!」
ラッキーとの妄想会話は終わることを知らない。笑

2015年4月25日土曜日

2015年 田んなか仕事の始まり

今年も稲作りシーズンの開幕。

といっても、それは既に去年の今頃から始まっています。

パレットの向こうに水苗代風に苗を作っています。
これが今年の種籾になります。
これを昔風に苗取りして、手植えします。


こうやって作ったお米は、普通のポット苗よりも生育がよく、種籾にするのに適していると私は思っています。

下の写真緑の棒から左が、タネモミ用に植えた分です。
同じ日に植えても明らかに出穂が早く、穂も大きく、籾もたくさんついています。

それを軒下に吊るし、乾燥。厳しい冬を籾に経験してもらいます。


3月になったら脱穀

落とした籾をノゲ取り機にかけ、種まきしやすいようにします。

塩水選。充実した籾だけを種籾にします。

薬品は使いませんから、60℃のお湯で10分程温湯消毒。

消毒が終わったら、冷たい水の中で一週間程芽だし行程


ポット苗に使う土は、山土と田圃の土を採取して来て、土振るいにかけ準備しました。



パレットに土を入れ、播種の準備。

並行して、苗代の準備

播種機を持っているお友達のところで、協同種まき

途中、パレットが機械に挟まるというアクシデントを乗り越え

さらに、代掻きしていい感じのベットが出来た田圃に

パレットを並べて行きます。
もちろん、来年用の種まきも忘れず。

薄いお布団をかけて、あと10日もすると可愛い芽が出てくるはずです。笑
今年も無事稲刈りが出来ますように。

2015年4月22日水曜日

私的重要無形農耕技術遺産 その1

2014年の6月
村の長老「けーしゃん」に
「そぎゃんた畦ぬりじゃなか!」
と注意指導を受けた畦塗り

「来年はしっかり写真に撮るけん、そん時は教えてはいよ!」
とお願いしていた所、苗代は既に「はつり」が終わっていた。

が〜〜〜ん、「はつり」から撮らないと美しい技術の伝承は難しい。

がしかし、畦塗りだけでも記録にと、お願いしていたところ
「今日の昼からすっけん」「そじゃな〜昼寝どますっけん一時過ぎじゃろ」

で、1時20分ころ田圃に駆けつけたら

が〜〜〜ん  「畦塗り」もう終わってた。
きっと写真撮るからって言ってたから、1時前には来られていたのでは。
で私たちを待ちくたびれて、既に終了。
て言うか、超早業。

で、私たちが行った時は畦の化粧塗りをやっておられました。

凄すぎる美しさ。

これが「はつり」


化粧塗りは、一度塗った畦を再びこそげ落とし、角度を付け、さらに塗り直し、強い雨にさらされても溶けない強い畦を作ります。




けーしゃんは、左官さんですか?てくらいの仕上がり
集落を取り囲む山々が笑い出す季節
残された機会は、田植えの際の畦塗り
DON'T  MISS IT !!!!!!!!!!!

2015年4月11日土曜日

可愛いお客様

久々のお天気。雨のせいで遅れている山の植林にハラハラしながら、「でけんもんは、でけん。神さんにおまかせすっしかなかばいた。」という感じのお昼休み、可愛いお客様が元気を持って来てくれました。

以前ここに住んでいたファミリーです。

小さい男の子と女の子は、ご両親がここを離れてから生まれた子たちなので、初めての訪問です。

しかし、昔からここに住んでたみたいに、農園中走り回り大はしゃぎです。


パルとモリーともすぐ仲良しに。

大きい男の子と女の子は、ここを離れたのが3才と4才のとき
あの頃は泣き虫だった男の子は今ではすっかりスポーツマンです。
女の子はすっかりおねえちゃんに。



そして、何と何とこの子たちがここに住んでいた時に飼っていた猫が、今のラッキーにそっくりなそして名前も「ラッキー」だったということがわかり、
「きっとあの子の生まれ変わりに違いない」と超盛り上がり!

3才の頃に登ったサイレージのふたを開けようとするお兄ちゃん。
ちゃんと開け方知ってました。
中は水が溜まってると点検報告いただきました。笑

この子たちは、既にお父さんの国の言葉と、お母さんの国の言葉と、日本語と三か国語を使いこなす「tri-lingual」です。会話について行けませんでした〜。笑

夫婦二人の日常ではあり得ない、賑やかなひと時でした。ありがとう〜〜〜。