2015年4月25日土曜日

2015年 田んなか仕事の始まり

今年も稲作りシーズンの開幕。

といっても、それは既に去年の今頃から始まっています。

パレットの向こうに水苗代風に苗を作っています。
これが今年の種籾になります。
これを昔風に苗取りして、手植えします。


こうやって作ったお米は、普通のポット苗よりも生育がよく、種籾にするのに適していると私は思っています。

下の写真緑の棒から左が、タネモミ用に植えた分です。
同じ日に植えても明らかに出穂が早く、穂も大きく、籾もたくさんついています。

それを軒下に吊るし、乾燥。厳しい冬を籾に経験してもらいます。


3月になったら脱穀

落とした籾をノゲ取り機にかけ、種まきしやすいようにします。

塩水選。充実した籾だけを種籾にします。

薬品は使いませんから、60℃のお湯で10分程温湯消毒。

消毒が終わったら、冷たい水の中で一週間程芽だし行程


ポット苗に使う土は、山土と田圃の土を採取して来て、土振るいにかけ準備しました。



パレットに土を入れ、播種の準備。

並行して、苗代の準備

播種機を持っているお友達のところで、協同種まき

途中、パレットが機械に挟まるというアクシデントを乗り越え

さらに、代掻きしていい感じのベットが出来た田圃に

パレットを並べて行きます。
もちろん、来年用の種まきも忘れず。

薄いお布団をかけて、あと10日もすると可愛い芽が出てくるはずです。笑
今年も無事稲刈りが出来ますように。

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