2009年11月17日火曜日

林研グループ学習の集いに参加してして

今日は、熊本県林業研究グループ連絡協議会主催の「林研グループ学習の集い」で、いのち一番の森の活動について紹介する機会をいただいた。林業のプロの皆さんに私が森づくりの話をするのは、身の程知らずなので、「なぜボランティアで森づくりをするのか」と「生命至上主義」について、短いお話をさせていただきました。

がしかし、これも身の程知らずには変わりありませんでした。
皆さん、私よりもはるかに命のエネルギーにあふれている人ばかり。
100人ぐらいの集いでしたが、とても優しいエネルギーにあふれていて気持ちよい時間をすごさせていただきました。

午後のシンポジウム「私たちが山村で暮らす理由、私たちの魅力再発見!」は、とても興味深く拝聴させていただきました。
パネラーもコーディネーターも皆さん林研グループの会員で、山村は、自然だけでなく人材も豊かであることが再発見できました。
もっと時間があって、たくさんの人が発言できたら、いろんな意見が出てさらに盛り上がりそうな雰囲気でしたね。

山村は、都市から遠くて、病院やコンビニやショッピングモールもなく不便で、現金収入を得る仕事も少
なく、活気がないところだというのが一般的認識かもしれませんが、私は今の日本で一番豊かな地域は山村だと思っています。たぶん、現在、山村に住んでいる人は、ほとんどの人が内心そう思っているのではないでしょうか。

八代農業高校泉分校の活動紹介は、発表された生徒さんも発表内容もともに素晴らしかったです。
こんな素晴らしいグリーンライフ科が、定員割れなんて信じられません。
これから、子供さんを高校に進学させる方は、是非調べてみてください。

とても、有意義な一日を下さった林研グループの皆さんありがとうございました。

2009年11月16日月曜日

旅仕度

朝の冷え込みが日ごとに強くなってきました。といっても霜は降っていませんが。
昨日蜂に刺されたモリーの目は、まだ少し涙目ですが、ほとんど良くなっています。
パルは昨日の狸との決戦が堪えたのか、いつもなら「おはよう」と言うとすぐ小屋から出てくるのですが、暴睡です。。体調でも悪いのかと心配しましたが、8時ころ私に促されてしぶしぶ小屋から出てきました。
でもまた今寝ています。(笑)
冬になると、猪などがすぐ近くまで来るので、一晩中啼きっぱなしです。
その分昼間はずっと寝ています。お仕事ご苦労様です。(感謝)

昨日は、NPOの通信を読まれた方から夕方ファクスを頂きました。
下刈り応援隊に参加して下さったお母さんからです。「冬の下草刈りもお手伝いに行きますよ。」と書かれてありました。自分たちの播いた種が、芽を出してくれたようでとてもうれしかったです。ありがとうございました。

さて、私は今年の12月1日で50歳になります。半世紀も生きてきました。
去年まではあまり考えませんでしたが、50となると70歳まで後20年です。
30歳から50歳までの20年の何と早かったことか。

人生の残された期間を有意義に過ごすため、これまでの人生を振り返り、心の垢を落とすため、明日からしばらく写真にある瞑想法のレッスンを受けに行きます。
(ただしこの本は瞑想を教えてくださる団体が発行したものではありません。インドで同じ瞑想法を受けた方がかかれたものです。)

10日間、朝4時から夜9時30分まで、食事休憩の時間を除き、一日10時間10日間で約100時の瞑想が勤まるかどうかとても不安です。
加えてこの期間中は、講師以外の誰ともコミュニケーション(言葉、文字、体、目あらゆる手段による意思の伝達)をとることを禁止されます。ただただ沈黙と静寂の中で自分自身と向かい合うのです。

偶然ですが、アンジェリカもコロンビアで2回、日本で1回受けたそうです。
「どうだった?」と聴きたい気持ちは山々でしたが、聞くことがはばかられて聞きませんでした。
彼女も何か話そうとした時もありましたが、結局「受ければわかります。」といいました。
ニーナもスイスに帰る前にインドに渡り受けたいといっていました。
(この瞑想センターはインドに本部があり、世界中に支部があります。宗教・宗派に関係なく受講することができます。そしてほとんどすべてが参加経験者の寄付によって運営されています。)

頑張れるかな~。それに加えて、その後も続けられるかな~。今不安でいっぱいです。














無事終えることができたら、その後奈良の薬師寺に行って10年位前購入したままになっているお経を写経し納経してきます。
そして誕生日には高野山の奥の院に行き、弘法大師様にお会いしてきます。
それから(欲深いですね~ 笑)、この夏岐阜の養老町にできた「いのち作家」飯田史彦先生の「光の学校」に行って押しかけお手伝いをしてきます。

今日は旅仕度でバタバタです。
明日からは順一がブログを書くのかな~。
彼の日記もお楽しみに。

2009年11月15日日曜日

初冬の風景

今日はいのち一番の森通信を集落の皆さんに配って廻りました。
ポケットにはデジカメをいれ、シャッターチャンスを狙います。(笑)

クヌギの木が切られていました。もう再来年のホダギの準備が始まっています。
このまま葉枯らしし、来年の2月ころ適当な長さの玉切りにして、種ゴマを打ちます。
そして夏を二回すごし、再来年の9月ころからホダバに立てられて、収穫が始まります。
昔は「刻み」といって、種ゴマを打つのではなく、ほだ木に適当な傷をつけ、森に放置し、天然の椎茸菌が住み付くのを待っていたそうです。椎茸菌がつけばいいのですが、食べられるきのこ類以外の菌がつけば使い物にならなかったとのこと。根気と忍耐力の要る作業ですね。














そしてこのところのお天気で、椎茸大豊作。椎茸農家のおうちでは家族総出で、収穫・乾燥機入れです。
中学生のお兄ちゃんが仕事を手伝っていたので、写真とっていい?と聴いたら すっと作業台から離れていってしまいました。折角のお手伝いを邪魔したらいけないので、このスナップです。(笑)
手はお母さんで~す。




















動物たちも冬篭りの準備でしょうか?
今朝名刺用の写真を撮っていたら、モリーの左目がおかしいです。蜂にでも刺されたみたいです。
きっとモリーが巣作りの邪魔をしたからでしょう。
でこの写真は没になりました。(笑)














るんるんと村を移動していたら、急にパルがいなくなりすごい様子で吠えるので、近くによって見たら何と狸でした。野生の動物の牙やつめには注意しないと大変です。
私も咬まれると怖いので必死でパルを呼び戻しますが、戻ってきません。
「お~い。今日から猟が解禁だけど、あんた狩猟免許持ってないでしょうが!笑」どころではなくて、ほんとにパルはすごい声で吠え立てるし、狸はづ~っとうなり続けるし、どうなることかと思いました。
近くにあった枯れ枝をパルに投げて、やっと飼い主の下に帰ってきました。
狸も安心したようですが、心なしか足取りがおぼつきませんでした。
さしづめ腰が抜けた状態ってやつでしょうか(笑) 
狸君 狸の恩返し待ってるからね!














いのししさんもえさの確保に忙しそう! 山芋のつるでも掘ったのかな~



















これは農園内です。ミミズ掘りました?もしいのししだったら、ちょっと困ったことです。















赤く熟したむべ?も見つけました。場所は内緒!














冬イチゴも実り始めました。
来週からは本格的な冬になりそうですね。
私もこうしてはいられないのですが、できたらこのまま夕暮れまで時間を忘れて歩き回りたいです。

そうだ今日から猟が解禁になったので、山に行くのも用心しないと。

菜種 麦 その後

何ちゃって麦播きのその後
芽がでてきました~。
もう少し厚く播けばよかったかな~?
地上に散乱する籾はおととしの米、小鳥さんがくるだろうと思っていましたが、ほとんどみません。
はとは家の近くの草だらけの畑で、雑草の実をついばんでいます。
やっぱ古米はまずいのかな~「鳥またぎ」です。(笑)



















こちら菜種プロジェクトの畑
筋状に芽が見えてきました。














これは家の菜種畑 こちらはちょっと厚く播きすぎですかね?
でも冬場にこんな青々とした葉を間近で見られるのは何か元気が出てきそうです。

溝掃除

寒くなって落ち葉が増えた上に、ここのところの雨で、我が家の上を流れている農業用用水路にたくさんの木屑や落ち葉が引っかかっていたので、掃除しました。
時々見回って、様子を確認しておかないと大雨の時にオーバーフローして、困ったことになるからです。
案の定すごい量でした。














木屑や枯葉をすくい上げて、すっきり!
このごみは、乾いたら焼却処分します。
腐葉土にしたいところなのですが、杉の枯れ枝や葉が多いので断念です。



















上の写真でモリーがいるところから農園内そして家の前を流れている小川(用水路)
梅雨時は大量の水が集落に流れ込まないようこの小川(用水路)に向けて放水されます。
でもそれは最終手段。そうなる前に、もっと上の井出の堰を切って、山中に放水します。
年に2,3度ここに大きな水が流れることがあります。その時はやっぱりちょっと怖いです。



















上の写真の一番手前の青い草みたいなのは、クレソン。
冬場の我が家の貴重な食料です。(笑)

2009年11月14日土曜日

すずちゃん

今日は、中津の初音お母さんのおうちにも寄らせていただきました。
我が家の記念すべき初ウーファー慎ちゃんの実家です。

このレディーはすずちゃん8歳
とても人懐っこい子です。














私もしばらく顔を洗わなくてもいいくらい、なめてくれました。















この後すずちゃんは、自分のベットからおもちゃを咥えて来て順一の前に落とし、遊んでのおねだり。「バキューン」というとおなかを出して倒れる芸も披露してくれました。(笑)
順一もパルとモリーとはまた違ったかわいさにデレデレです。

李政美さん コンサート

今日はNPOの設立1周年記念の日です。
まずまずここまでやってこれてよかったな~と応援して下さった皆さんに感謝しています。

今日は菊池川流域プロジェクトのお話会もある日なのですが、その日程を聞くよりも先に私の好きな李政美さんのコンサートが豊前であると聞いていたので、前からどうしてもどうしても聴きたかったので、そちらを優先させていただきました。ちょんみさんの歌を聴いてくだされば皆さんわかっていただけると思います。

往路は387号線を使い中津まで行きました。
菊池渓谷から中津まで紅葉をずっと楽しみながらドライブできるなんて最高でした。温泉もたくさん。うちから車で一時間圏内にはこんな素敵な場所がたくさんあります。
中津で友人と待ち合わせていたので、待ち合わせ場所のイオンモールで少し早めの昼食。おにぎりだけ作って、後はジャスコでお惣菜を買っておかずにしました。どこで食べようか迷ったのですが、結局こんな目立つ場所で食べました。
最初は少し恥ずかしかったけど、途中からはパフォーマンス気分です。通り過ぎる人が物珍しげに見ていくのが面白かったりして。(笑)
以前は県立芸術劇場のレストランにお弁当を持ち込んで食べたこともあります。レストランの太っ腹に感謝してます。(多謝)














実はちょんみさんの生歌を聴くのはこれが初めてです。
でも思ったとおり、とても素敵なコンサートでした。
「ありのままの私」、「遺言」、「あなたの墓のそばに」どれもみなとても心洗われます。




























私の好きな山尾三省さんの詩にも曲をつけて歌っていらっしゃいます。
今日は厚かましく持参の三省さんのCD「火を焚きなさい」にもサインしていただきました。
ちょんみさんは正木高志さんファミリーとも交流があり、木護にも何度か来られた事があります。
木護から来ましたと申し上げたら、まあそんなに遠くからと感激してくださいましたが、宮崎の実家に帰る時間の半分でついてしまうので、全然苦にはなりません。それに途中の紅葉も見事でしたから。(笑)




















ちょんみさんのHPにある歌詞を少し紹介します。

ねがい
作詞・作曲 李 政美


 


心のまんなかから
あふれだす言の葉が
すべてのものに宿る音
つかまえてくるように
真実(ほんとう)の歌 生まれますように

この歌がもっと深く響きますように
この歌がもっと軽やかに踊りますように
この歌がもっと自由に羽ばたきますように

小さきものの悲しみ
弱きものの痛み
傷ついた大地の上に
きれいな花 咲くように
声よ染みとおっていきますように

この声がもっと深く響きますように
この声がもっと軽やかに踊りますように
この声がもっと自由に羽ばたきますように

あなたの心に 
そっと届きますように


ありのままのわたし
作詞・作曲:李政美





灰色の心に似合わない服着て
うつむいて歩いてた昨日の私
凍りついた翼 心を縛る呪文
ひとつひとつ解いてあげよう

ありのままの自分を愛しさえすればいい
ほら、心がこんなに澄んでくる
ありのままの自分を愛しさえすればいい
ほら、目に映る世界は新しい
ありのままの自分を愛しさえすればいい
ほら、すべてのいのちがいとおしい

誰も信じられずに暗闇の中さまよっている
明日はきっと生まれ変われる

ありのままの自分を愛しさえすればいい
ほら、心がこんなに澄んでくる
ありのままの自分を愛しさえすればいい
ほら、目に映る世界は新しい
ありのままの自分を愛しさえすればいい
ほら、すべてのいのちがいとおしい

【ちょんみのコメント】 30を過ぎて、子持ちの在日の女3人で結成したパンドでうたうために生まれてはじめて作った歌。詩も曲もなんとも椎拙だけど、愛着がある。これもありのままの私、とひらきなおってしまおう。

※アルバム「わたしはうたう」所収


祈り
作詞:山尾三省 作曲:李政美




南無浄瑠璃光
海の薬師如来
われらの病んだ心身を癒したまえ
その深い 青の呼吸で 癒したまえ

南無浄瑠璃光
山の薬師如来
われらの病んだ欲望を 癒したまえ
その深い 青の呼吸で 癒したまえ

南無浄瑠璃光
川の薬師如来
われらの病んだ眠りを 癒したまえ
その深い せせらぎの音に やすらかな枕を 戻したまえ

南無浄瑠璃光
われら人の内なる薬師如来
われらの病んだ科学を 癒したまえ
科学をして すべてのいのちに奉仕する 手だてとなしたまえ

南無浄瑠璃光
樹木の薬師如来
われらの沈み悲しむ心を 祝わしたまえ
その立ち尽くす 青の姿に
われらもまた静かに 深く立ち尽くすことを 学ばせたまえ

南無浄瑠璃光
風の薬師如来
われらの閉じた呼吸を 解き放ちたまえ
その大いなる 青の道すじに 解き放ちたまえ

南無浄瑠璃光
虚空なる薬師如来
われらの怖れ乱れる心を 鎮めたまえ
その限りない 青の透明に 鎮めたまえ

南無浄瑠璃光
大地の薬師如来
われらの病んだ文明を 癒したまえ
その深い 青の呼吸の あなたご自身を あらわしたまえ

オンコロロ センダリマトウギ ソワカ

【ちょんみのコメント】 1994年に詩人の山尾三省さんとの出会いから生まれ、もう人前でうたうことはないだろうと思っていた私に「うたいたい!」という気持ちを呼ぴ戻してくれた歌。うたのはじまりは“祈り”だったのかもしれない。

※アルバム「わたしはうたう」所収















最後に、こんな素敵なコンサートを企画してくださったNPO法人築上豊前教育相談所・研究所の皆さんに心から感謝します。会費無料のコンサートですから、地元の方を優先されて当然なのに私の希望を快く聞いて下さり、こんな素敵な機会を与えてくださって本当に心からありがとうございます。

11月29日には、福岡大名でもコンサートがあります。詳しくはちょんみさんのHPで。
お近くの方もそうでない方も、良かったら是非お出かけ下さい。

そして史ちゃん・ラビちゃん、チコさん、オトさんお話聞きにいけなくてごめんなさい。
みんなの分までちょんみさんの歌聴いてきたよ。ありがとう。

2009年11月13日金曜日

いのち一番の森通信 第2号

明け方は昨日と変わらず風が強かった。これは朝6時のお月様。おとといからの強風で空気中の塵がきれいに吹き飛ばされたからか、弓なりの下弦の月がとてもきれいだった。月を正面に90度右手にはオリオン座が美しく輝き、あ~こんな美しいものを見られるなんてなんて幸せなのだろうと思った。
家を出る時には、上の路から天草まできれいに見えました。



















さあ今日はNPOの通信を印刷して発送する日。
途中で印刷用紙や封印用のセロテープを調達。

我が家にはテレビがないので、詳しくは知らないけれど、何でもこのホームセンターこの春に全国ネットの番組で紹介されたらしいですね。私も愛用しています。
ですが、価格はそう安い訳ではないと思います。
私はもっぱらここが年2回開催する「ガラクタ市」と「処分品コーナー」のファンです。(笑)
ある人にはガラクタでも、私には「これ探してたんだ~。」という品もあるのです。

それとこのお店は、店舗ごとに価格設定を任されているようで、店舗間で同じ商品でも価格が違ったりします。熊本にも2店舗ありますが、特に私が好きなガラクタ市や処分品コーナーの価格は、店舗間でも違います。(笑)
私の実家のある宮崎が発祥の地なので、宮崎県内には結構店舗があります。実家から15分圏内にも2件あるので帰省のたびに行きますが、価格違いますね~。面白いです。















熊本の老舗デパート鶴屋の9階にある熊本県民交流館パレアの印刷室で印刷、封筒詰めまでして発送を済ませました。ほっと一息です。
会員さんや関係者の皆さんの中には、eーメールアドレスを持っていらっしゃる方がたくさんあります。
経費の節約を考えれば、添付ファイルにして送信してしまうのが簡単なのですが、たまにはパソコンの前を離れて、お茶でも飲みながら、便りを楽しむそんな時間を無くしたくないと思います。
(と私が書いている横で、順一が、将来的にはうちもメルマガにするかもしれないよ。と言っています。代表理事と事務局長の意見が一致しませんが、どうしましょう?笑)

今回の通信では、このブログのこともお知らせしたので、明日から訪問者が増えるかもしれません。カウンター付けておけば良かったな~と思うことです。(笑)














折角デパートの9階で仕事をしていたのだから、帰りにデパ地下を探検しました。
我が家のような「たけのこ生活」者では財布の紐は緩みませんが、それでも「不景気なんだな~」という印象を受けました。デパ地下で500円以下のお弁当が売ってるとは思わなかったし、5時前に鮮魚とか半額のシールがついてた。景気は底をついた感があるというけど、二重底だという人もいます。

2009年11月12日木曜日

椎茸

雨は降りませんが、今日も風が強いです。
機関紙の原稿も済み、封筒の印刷も終わったので、明日はパレアの印刷室に行って印刷して発送です。終わってよかった~。

このところの天気で、椎茸を2日に一回くらい収穫します。一回2キロ位あります。
こんな天気なので、干し椎茸にはできないので、実家に送ったり、知り合いの人にあげたりです。

写真中央がいい感じ~の椎茸、左が収穫がちょっと早すぎたもの、右は小さい椎茸
小さい椎茸はいくら待っても真ん中みたいに大きくはならにので、カサが開ききらないうちに収穫してしまわないといけない。小さいのは小さいで、そのまま煮物に入れたり、佃煮にしたりすると、丸ごとの感覚が味わえて好評だったりする。

環境、まちおこし、森づくり、いのち

私たちの農園のある菊池市や、その回りでこれから行われるイベントをご案内します。

◎1   〜菊池川流域の自然環境をポニョの目線でみつめる〜
       菊池川の水神さまに捧げる集い Vol.2
          〈懐かしい未来 上映会〉
         ☆森のうた チコ&オトラビ 
        ☆語らい 内田史子+Oto&みなさん

           2009 11月14日(土)
         開場6:00pm スタート6:30
         場所 田舎屋ギャラリー 一歩の家 
         菊池市西寺1972-1
        tel 0968-25-4623

        料金 ¥1000 (お茶付き)

           ○今回の登場人物○
おいしい納豆屋さんカントリーママのママ内田史子さん。
ほっこりほうじ茶が人気アンナプルナ農園の正木チコは歌を歌います。
ローカリゼーション大使であり音楽家のOtoさんのTALK!!! 

             ○∞○∞○
映画〈懐かしい未来〉について。
小チベットとも呼ばれるラダックは、ヒマラヤ山脈の西側にあり、インドの最北部のジャムー・カシミール州の一部をなしています。4000メートル 前後の高地で、降水量は年間100ミリほどの砂漠地帯です。チベット仏教が篤く信仰され、質倹と助け合いの伝統や、環境に対する地域特有の知識を培うこと で、人びとは豊かにたくましく暮らすことができました。
 「懐かしい未来」は、ラダックの伝統的な社会と、そこに襲いかかった近代化の波の影響を描きます。ラダックの環境バランスや社会的調和が崩れていくさまは、私たちに「進歩:progress」とは何を意味しているのか、ということを考えさせます。
 世界の「貧困国」における「開発」の問題も、「先進国」の「発展」の問題も、結局のところ根っこは同じなのです。
利己主義に偏重した人間・社会モデルと、それを押し進める経済のグローバリゼーションではなく、地域社会のきずなを強め、地域の経済を立て直すローカリゼーションこそが必要なのです。
 この映画は私たちが忘れかけてしまった懐かしいスローな時の流れを思い出させます。そして現代の危機的な問題を乗り越えてゆくための進むべき方向は?と問いかけてきます。

〈田舎屋ギャラリー一歩の家〉について
 木の家を末長く使おうと、古民家の再生をしている環境研究が創った菊池郊外の田舎屋ギャラリー。絵画、布、工芸品などの展示やお茶処として地域の人たちと文化を育む場所として機能する心地の良い空間です。
午前10時30分〜午後5時 店休日 木・金曜日

〈菊池川の水神さまに捧げるプロジェクト〉について
私たちの暮らす菊池川流域の環境をひとつの地域 バイオリージョンとしてとらえ、ポニョの目線で自然を見つめ、川や森を敬いながら暮らす生き方をともに学び、産み出して行こうと〈菊池川の水神さまに捧げ るプロジェクト〉は始まりました。あたたかなつながりが波紋のように広がり、人と自然が仲良く暮らすための創造の場となりますように。これからもどうぞよ ろしくおねがいします。

☆ジャイマ〜ショップのオーガニックスイーツ&軽食もおたのしみに♪

主催 アンナプルナ農園  http://annapurnafarm.com/
共催 ☆NPO法人 環境研  ☆ジャイマ〜ショップ
お問い合わせ アンナプルナ農園0968-27-0212 正木千鶴子  

お話をされる内田史子さんは、私たちのNPOの副代表理事でもあります。
お時間のある方是非お越し下さい。

◎2 菊池軽トラ朝市
   菊池の地域おこしのため、10月から始まりました。次回は11月22日です。
   場所とかは写真をクリックすると大きくなりますから確認してみてください。
   11月は家の農園は都合があって参加できませんが、カントリーママの史ちゃんが参加しま~す。
   そして!いのち一番の森 理事の菊池さんが野点の会を開きます。どなたでも参加できます。
   体験料は基本的に無料だそうですが、いくらかのご寄付をいただければ幸いです。
   寄付の収益はいのち一番の森の活動に寄付されます。

   お茶のお手前を経験してみたいけど、堅苦しそう~とか、そんな機会に恵まれなくて今まで経
   験できなかったのという皆さん、是非体験してみてください。菊池さんが優しく教えてくれますよ。















◎3 森林ボランティアリーダー研修
   山都町で12月5日にあります。
   樹齢400年から1000年の杉も見学できると聞いて、今からわくわくしています。
   同じく写真をクリックしてみてくださいね。















◎4 森と命の音楽祭
   12月6日 13時30分から14時30分まで
          阿蘇青少年交流の家 講堂であります。
          順一がいのち一番の森づくりについても少しお話します。
          興味のある方 お越しくださいませね。

2009年11月11日水曜日

パル&モリー

朝からすごい天気。終日嵐のような一日だった。
雨量は多くないが、雨は水平に降っている。
週間天気予報と調整して、今日明日でNPOの機関紙を作る予定。
使えるPCが一台しかないので、順一が機関紙を作成、私はさて何をしようか、ほかにすべきことは山ほどあるのだけれど、こんな時は「しないといけないことより、したいことが優先」してしまう。

パル君のシャンプーしてあげよう!ということで、6ヶ月ぶりくらいにシャンプーと相成った。
パルは性格もやさしいし、シャンプーの後の心地よさもわかっているのでやりやすい。
モリーはそうは行かないので、「まあ今日はいいか!」とかまわないでいたら、シャンプーした後のパルのにおいを嗅いだモリーの様子がおかしい。
えさをやっても食べないし、この嵐の中、小屋にも入らず外で無言の座り込み?を始めた(笑)















う~ん。いづれはモリーもシャンプー慣れしてもらわないといざという時困るので、トレーニングのつもりで思い切ってモリーもシャンプーすることにした。
格闘すること10数分、何とか私の体力でもシャンプーはすることができたが、ドライヤーを怖がるので、薪ストーブの前でタオルドライ。

私のTシャツの濡れ具合でもわかるように、結構大変でした。
やっと落ち着いてグルーミングを受け入れてくれるモリーです。














一方パルときたらこのくつろぎ様です。
この格好がまた癒されます。



















これは11月9日に撮ったおすましショット
今日体長を計測したら、尻尾の付け根から鼻の先まで、パル約70センチ モリー約80センチでした。
抱っこしても体重は確実にモリーのほうが重いし、足の大きさもモリーのほうが一回り以上大きな感じです。モリーは今10ヶ月、まだまだ大きくなると思うので、これから先パルとモリーの順位関係がどうなるか心配です。
ニーナに同じような悩みを相談したら、彼女は「大丈夫よ。私はこの関係は変わらないと思うわ。モリーはパルを先輩犬として尊重すると思うわよ。」と言ってくれた。
私もそれを切実に希望している。

2009年11月10日火曜日

人体実験

雨が降り出す前に、種まき終わらせないと!
えんどう豆と夏豆を播き終わり、今年のお米の収穫が終わったので、倉庫を片付け、食べきらなかった古米(平成19年度産)を田んぼに戻していたら、10時半くらいから雨が降り出した。
何とかカンとか一応今日のノルマは終了。

えんどうの種はおととし自家採取したものです。今年は忙しくて採取できなかったけど、発芽実験したら芽が動いたのでこれが使える。良かった!















古米がたくさんあったので、鶏か合鴨でも飼おうかと思ったが、この新型インフルエンザ騒ぎ、やめておくことにした。
そういえばこの前市役所からインフルエンザワクチン接種スケジュールとかいうのが廻ってきていたけれど、私の年齢の記載はどこにもなかった。(笑)
勤めていた時には毎年インフルエンザにかかり、39度台の高熱を出していた。解熱剤が効きやすい体質なので、むやみにボルタレンとかロキソニンとか飲むと かえって体を壊していたので、39度ぎりぎりになるまで耐えてやっと飲んでいた。それでもワクチンを接種する気持ちは沸いてこなかった。
「高温になれば、体内の他のバイキンも死ぬし、一石二鳥!第一ワクチンの型が合わなかったら、意味ないらしいから~ 病院代結局かかるわけでしょ?」というのが見解。
近年ワクチンの型が合わなかっ たという事例をニュースなんかで良く聴いていたから、もしかして流行はもうだいぶ前から始まっていたのではという気がしている。
果たして私は新型インフルエンザに感染するだろうか?感染しても生き残れるだろうか?

人体実験その2

冷蔵庫の中を整理していたらこんな豆腐が出てきてしまった。
順一が「さすがにだめでしょう~。捨てるよ」というのも聴かず、夕べのおかずにした。
一応メーカー名は隠したが、画像をアップロードする時、何もコマンドしてないのに90度回転してしまう。
何で~? 豆腐の抵抗か!(笑)



















野菜や豚肉とあわせて、肉豆腐














お味のほどは、さすがに微妙に変化していたが、今朝まで待ってもおなかは壊さなかった。
順一は食べてるはなから「う! 何か変 おなか痛くなりそう」といい続けていたが、以前一夜干しのイカを食べた時、私は救急車を呼ぼうかと思うくらいの激痛に襲われたのに、彼はケロッとしていた。
「気のせいやが~ 大丈夫って!」といってやり過ごした。彼も同じくおなかは壊さなかった。(笑)

さてさて、最近の食品の保存料いったいどのくらい添加されているのでしょうね?
先日福岡の友人が来た時、「最近は夏に死亡しても、遺体を保存するためのドライアイスの使用量が昔に比べて少なくなったと、知り合いの葬儀屋さんが言ってましたよ。」という話があった。スマトラ沖地震で日本人の遺体だけは腐敗しなかったという話を伝え聞いたが、まんざらうそでもないみたいと思った今日の実験でした。

2009年11月9日月曜日

神様の抜き打ち試験

集落のシンボル「ねずみ山」の紅葉がきれいだったので、ちょっくら菊池渓谷までドライブ。
渓谷の近くに住んでいるので、土日や祝日に出かけていくような、危険なことはいたしません(笑)。

もう少しきれいかな~と思って出かけたのですが・・・。シーズンもお終いかな。














帰って仕事に取り掛かろうと思ったら、ホウジロ?が元気付けにきてくれました。














お昼休みにねずみ山をパチリ!
ねっ!「ねずみ」の形に見えるでしょ!
錦をまとったクールなねずみです。

あ~ いいカメラが欲しい!
誰か「もっといいやつ買ったけん使いなっせ!」って無償でデジカメ譲ってくれる人現れないかな~。














ひとつ反省があるので、書きます。

今日はこんな山深い所にある私の家に、たくさんのお客さんがありました。
その中に大分ナンバーの軽自動車に乗ったお魚屋さんがありました。
午後の休憩を取っていたら、突然家の前庭まで車を乗りつけ、「こんにちは!」ときた。
パルもモリーも不審を察知する暇も無いくらいす~っと家の前に入ってきて、庭に車を乗り入れた。

納屋から家に至る道はもちろん私道です。路肩がゆるく、自分たちでも車を乗り入れない。汲み取りのバキュームカーとガス屋さんだけは生活にどうしても必要なので、仕方がない。
そんなに気を使っているのに、初対面の人が無遠慮に入ってきたから、ムッとなった私は、相手に車から降りる隙も与えず、「ここに車を入れて欲しくないんですけど!」と紋きり口調で伝えた。
おじさん(といっても私よりたぶん若い 笑)は「はっ!すみません」と行ってあわててバックし、そのまま走り去った。
帰ってくれば、話くらい聞いたのに。

お魚屋さんが帰った後、仕事をしながら考えた。
あんなに遠慮無く入ってきたのは、きっと昔ここに来たことがある人に違いない。
そうでなかったとしても、山里の人はこれくらいの行為は別に気にすることもないのだろうと思った。
彼にしたら、この家の人は難しい人だな~と思ったことだろう。

私も今だからそんな対応をしたが、これが年を取って車にも乗れなくなった時に、塩を売りに来た人だったらどうだろうと思った。「や~待っとったとよ。今日はどのくらい分けてくんなさるですか?」とこんな山奥に行商に来てくれる人を心待ちにしていたかもしれない。

やられた~と思った。また神様から抜き打ち試験をされたんだ。
「和恵~ 私が今まで何百回いや何千回試験をしてきたか、もうそろそろ試験の勘どころくらいわかっておると思っておったが、まだまだじゃの~。お前の心はまだガチガチじゃ! お前が私の元に還ってくるまでには少しはフカフカになれるかの~。」

魚屋さん!これに懲りずにまた来てね。ただし買えるかどうかは品物次第です。(笑)

私に代わって反省のポーズ(笑)

遠来のお客様

この前来てくれたTistryaが妹弟を連れてまた来てくれました。
明日イギリスに帰るのだそうです。この前来た時の写真を妹や弟に見せたら、懐かしがって連れてってとせがまれたとか。嬉しくなっちゃいますね。

でも久しぶりに見た子供たちの第一声は、「おじちゃんどうしてここにいるの?」でした。(笑)














3年前ここに住んでいたころの子供たち。でもパルのことは覚えてないって。ハハハ





























パルはこの時7ヶ月。今のモリーより若いです。














「また今度日本に来た時は、遊びに来ていいですか?」ですって。
もちろんです!

その時またここで会えるように、私たちも頑張らなくちゃ!

脱穀終了と夏豆播種

明日から天気が崩れる予報です。

昨日で終わるはずでしたが、種籾の選別などしていたらやっぱり終わりませんでした。
どうしても今日中に脱穀を終わらなくては!

イギリスでは、お米を栽培しているフィールドを見たことが無いとのことで、Tistryaとそのご主人も見学に!















ふ~やっと終わりました。
パル君も待ちくたびれて大あくび。
脱穀が終わった藁は、来年収穫作業に使う分を除いて、刻んで田んぼに戻します。














脱穀が終わったら、夏豆の播種。夏豆とは、赤い小ぶりなソラマメのこと。
若いうちに収穫して炊き込みご飯にしたり、完熟して収穫したものは、小豆と同じように餡の材料になります。順一は炊き込みご飯が大好きです。
でもやっぱり今日中には終わりませんでした。
雨は明日の午後からのようですので、午前中に猛チャージで頑張らないと!

2009年11月8日日曜日

椎茸

2週間前に起したホダギは、今日こんな感じでした。














早速収穫したら、いつも私がかぶっている帽子一杯分くらいありました。
お昼は、椎茸の炒め物でした。















ホダギに使った「コナラ」の木は、農園の周りに立っていたものです。大きくなりすぎて、田んぼに出来る日影が大きくなってきたのと、あまり大きくなってしまうと、その跡の萌芽更新がなかなか出来にくいということで、伐採してホダギにしました。

今度は、椎茸として生まれ変わって、私たちにいのちを分けてくれます。ありがとうございます。