2009年11月14日土曜日

李政美さん コンサート

今日はNPOの設立1周年記念の日です。
まずまずここまでやってこれてよかったな~と応援して下さった皆さんに感謝しています。

今日は菊池川流域プロジェクトのお話会もある日なのですが、その日程を聞くよりも先に私の好きな李政美さんのコンサートが豊前であると聞いていたので、前からどうしてもどうしても聴きたかったので、そちらを優先させていただきました。ちょんみさんの歌を聴いてくだされば皆さんわかっていただけると思います。

往路は387号線を使い中津まで行きました。
菊池渓谷から中津まで紅葉をずっと楽しみながらドライブできるなんて最高でした。温泉もたくさん。うちから車で一時間圏内にはこんな素敵な場所がたくさんあります。
中津で友人と待ち合わせていたので、待ち合わせ場所のイオンモールで少し早めの昼食。おにぎりだけ作って、後はジャスコでお惣菜を買っておかずにしました。どこで食べようか迷ったのですが、結局こんな目立つ場所で食べました。
最初は少し恥ずかしかったけど、途中からはパフォーマンス気分です。通り過ぎる人が物珍しげに見ていくのが面白かったりして。(笑)
以前は県立芸術劇場のレストランにお弁当を持ち込んで食べたこともあります。レストランの太っ腹に感謝してます。(多謝)














実はちょんみさんの生歌を聴くのはこれが初めてです。
でも思ったとおり、とても素敵なコンサートでした。
「ありのままの私」、「遺言」、「あなたの墓のそばに」どれもみなとても心洗われます。




























私の好きな山尾三省さんの詩にも曲をつけて歌っていらっしゃいます。
今日は厚かましく持参の三省さんのCD「火を焚きなさい」にもサインしていただきました。
ちょんみさんは正木高志さんファミリーとも交流があり、木護にも何度か来られた事があります。
木護から来ましたと申し上げたら、まあそんなに遠くからと感激してくださいましたが、宮崎の実家に帰る時間の半分でついてしまうので、全然苦にはなりません。それに途中の紅葉も見事でしたから。(笑)




















ちょんみさんのHPにある歌詞を少し紹介します。

ねがい
作詞・作曲 李 政美


 


心のまんなかから
あふれだす言の葉が
すべてのものに宿る音
つかまえてくるように
真実(ほんとう)の歌 生まれますように

この歌がもっと深く響きますように
この歌がもっと軽やかに踊りますように
この歌がもっと自由に羽ばたきますように

小さきものの悲しみ
弱きものの痛み
傷ついた大地の上に
きれいな花 咲くように
声よ染みとおっていきますように

この声がもっと深く響きますように
この声がもっと軽やかに踊りますように
この声がもっと自由に羽ばたきますように

あなたの心に 
そっと届きますように


ありのままのわたし
作詞・作曲:李政美





灰色の心に似合わない服着て
うつむいて歩いてた昨日の私
凍りついた翼 心を縛る呪文
ひとつひとつ解いてあげよう

ありのままの自分を愛しさえすればいい
ほら、心がこんなに澄んでくる
ありのままの自分を愛しさえすればいい
ほら、目に映る世界は新しい
ありのままの自分を愛しさえすればいい
ほら、すべてのいのちがいとおしい

誰も信じられずに暗闇の中さまよっている
明日はきっと生まれ変われる

ありのままの自分を愛しさえすればいい
ほら、心がこんなに澄んでくる
ありのままの自分を愛しさえすればいい
ほら、目に映る世界は新しい
ありのままの自分を愛しさえすればいい
ほら、すべてのいのちがいとおしい

【ちょんみのコメント】 30を過ぎて、子持ちの在日の女3人で結成したパンドでうたうために生まれてはじめて作った歌。詩も曲もなんとも椎拙だけど、愛着がある。これもありのままの私、とひらきなおってしまおう。

※アルバム「わたしはうたう」所収


祈り
作詞:山尾三省 作曲:李政美




南無浄瑠璃光
海の薬師如来
われらの病んだ心身を癒したまえ
その深い 青の呼吸で 癒したまえ

南無浄瑠璃光
山の薬師如来
われらの病んだ欲望を 癒したまえ
その深い 青の呼吸で 癒したまえ

南無浄瑠璃光
川の薬師如来
われらの病んだ眠りを 癒したまえ
その深い せせらぎの音に やすらかな枕を 戻したまえ

南無浄瑠璃光
われら人の内なる薬師如来
われらの病んだ科学を 癒したまえ
科学をして すべてのいのちに奉仕する 手だてとなしたまえ

南無浄瑠璃光
樹木の薬師如来
われらの沈み悲しむ心を 祝わしたまえ
その立ち尽くす 青の姿に
われらもまた静かに 深く立ち尽くすことを 学ばせたまえ

南無浄瑠璃光
風の薬師如来
われらの閉じた呼吸を 解き放ちたまえ
その大いなる 青の道すじに 解き放ちたまえ

南無浄瑠璃光
虚空なる薬師如来
われらの怖れ乱れる心を 鎮めたまえ
その限りない 青の透明に 鎮めたまえ

南無浄瑠璃光
大地の薬師如来
われらの病んだ文明を 癒したまえ
その深い 青の呼吸の あなたご自身を あらわしたまえ

オンコロロ センダリマトウギ ソワカ

【ちょんみのコメント】 1994年に詩人の山尾三省さんとの出会いから生まれ、もう人前でうたうことはないだろうと思っていた私に「うたいたい!」という気持ちを呼ぴ戻してくれた歌。うたのはじまりは“祈り”だったのかもしれない。

※アルバム「わたしはうたう」所収















最後に、こんな素敵なコンサートを企画してくださったNPO法人築上豊前教育相談所・研究所の皆さんに心から感謝します。会費無料のコンサートですから、地元の方を優先されて当然なのに私の希望を快く聞いて下さり、こんな素敵な機会を与えてくださって本当に心からありがとうございます。

11月29日には、福岡大名でもコンサートがあります。詳しくはちょんみさんのHPで。
お近くの方もそうでない方も、良かったら是非お出かけ下さい。

そして史ちゃん・ラビちゃん、チコさん、オトさんお話聞きにいけなくてごめんなさい。
みんなの分までちょんみさんの歌聴いてきたよ。ありがとう。

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