2011年6月26日日曜日

沿道美化作業

今日は、国道387号線沿いにある地区の花壇の手入れがありました。
区長の順一が出ないといけなかったのですが、山の下草刈りがあり、私がかわって出ました。
年に何回か花を植え替えます。
花は、地区内にある菊池高原フラワーヒルさんからの無償提供です。
いつもありがとうございます。

昨日に引き続いて、今日も良い汗かきました。


花壇の前を流れる菊池川。ここから車で10分位行った上流が菊池渓谷です。
水源の集落というイメージかとお思いでしょうか? でも地区名は「水迫」
水が迫ってくるんです〜。本当に。梅雨時は怖いです。

我が家でも2、3日前から花菖蒲
睡蓮も花を咲かせました。
敷地内を流れる用水路沿いにも、四季折々に野の花が。
そして今日は、大量の枇杷の収穫。
一週間くらい前から、カラスがちょくちょく取って行きます。
私の目の前を大きな実をくわえて飛んで行くものですから、こらえきれず、金曜日からモリーを枇杷の木の近くにつなぎ、カラス番をしてもらっていました。
ようやく時間ができたので、一気に収穫です。
モリー ご苦労さんでした。お陰でたくさん収穫できたよ。

今日収穫した実の一部は、癌で闘病生活を送っている知人のお見舞いに。

薬だと思って、一日一個枇杷の種を食べてねと家族の人に伝えました。
枇杷の種は、癌に効くそうです。
奇跡を信じない人には、奇跡は起こらないと思うけど、奇跡を信じる人には、奇跡が起こるかもしれないと思う。ルルドの泉のように。

2011年6月25日土曜日

汗のにおい

雨なし3日目、明日からはまた雨模様とのこと。
この機に麦を収穫しなかったら、何とする。
朝8時から夕方6時半まで、汗びっしょりになりながら収穫作業にあたりました。
さすがに、暑くて午前中は2回給水休憩を取りましたが、

「非常に確実で純粋な喜びの一つは労働の後の休息である。」
カントの言葉にあるように、休憩もまた喜び。そんな日でした。
島原までよく見える快晴でした。
ところが、午後3時頃から大粒の雨。
刈り取ったものの2分の一しか運び込めませんでしたが、
あきらめず納屋で脱穀作業
史ちゃんも平島さんも初めての本格的脱穀作業に
「スポーツジムでお金払って運動するのが馬鹿みたいだね〜。これ楽しい〜。」
と興味を惹かれたようです。
本当は一人でするのですが、
初心者のお二人は、二人二脚で(笑)
それでも後半では史ちゃん一人でもOK
おや?ちょっと疲れてきましたか?
労働にもいろんな種類があると思いますが、
お日様を体いっぱいに浴び、暖かい大地に立ち、大汗をかきながら、収穫の喜びに浸り、また鳥の声、虫の囁きに心奪われ、心地よい風に吹かれたかと思えば雨に翻弄された今日の労働はまさに
「肉体労働は知的活動を不可能にせず、むしろ知的活動の質を向上させるばかりでなく、さらにはそれを刺激促進させさえする。」(トルストイ)
そんな労働でした。

2011年6月24日金曜日

焼きてびち

私はトン足はどうも苦手。その形状ではなく、あの食感が好きになれません。
そんな話をこの前来ていたレアちゃんと千春ちゃんにしたら、「だったら焼きてびち」がいいかも〜という意見をもらったので、試してみることに。

といっても実際焼きてびちというものがどういう物なのか食べたことが無いのでわかりません。インターネットで検索して、ヒット数が多そうな物からレシピをもらいました。

まずトン足を煮込み、味付けして一晩放置。

フライパンに煮汁ごと入れ、中火でじっくりに煮汁を飛ばして行きます。
途中時々ひっくり返しながら30分ほど煮込むと、ぱりぱりと良い焦げ色がついてきます。
コラーゲンがこげるとお餅みたいにモチモチになるんですね〜。
はいでき上がり。これだったら私も食べられました。
自画自賛ながらおいしかったですよ〜。
但しガス代がかさむので、我が家では冬のストーブメニューになりそうです。

2011年6月23日木曜日

 梅干し

昨日から梅雨の中休みでしょうか、雨が降りません。
この機を逃さず、少し残った菜種や麦の収穫におおわらわです。
長雨で、収量も上がりませんが、それでも少しは足しになるはずです。

そんな合間を縫って、史ちゃんの梅干しに赤しそで色づけ&腐敗防止です。
塩分を10%でつけてありますから、出来るだけ早く紫蘇を入れて腐敗を避けたほうがベストです。

まず、きれいな紫蘇の葉を摘んで、塩で灰汁だしです。
揉んで行くとこんな風に、ちょっと黒ずんだ泡まじりの汁が出てきます。
紫蘇をぎゅっと絞り、出た灰汁汁は捨てます。
この灰汁だしを2回から3回する人もいますが、私は通常一回です。
あまりやると折角の紫蘇の殺菌成分まで流してしまうからです。

つけておいた梅から出た白梅酢に揉んだ紫蘇を入れて、少し揉んで発色させます。
紫蘇と梅を交互に入れるようにして、ビンに戻して行きます。
梅はつぼに入れたまま、トップに発色させた紫蘇を入れるだけの人もいますが、交互にしたほうが着色がよく、安心してみていられるので、私はこの方法です。
最後に梅のうえに紫蘇でふたをするようにして、完成。
時々ビンを振ってやるとさらに色が出やすいかも。
熊本では、土用干しまで紫蘇を入れず、梅は塩漬けしただけで土用干しし、つぼに戻す時に紫蘇を入れるというやり方も一般的です。なぜそのような方法が一般的なのか不思議ですが、地方で漬け方もいろいろあるものですね。

2011年6月22日水曜日

夏至の日に

久しぶりの雨なしです。
田植え後の田んぼをやっと撮影することができました。


田の表に周りの風景が映し込まれる日

明日から森の下草刈りに入ろうと思っているので、作業前に現場の確認と撮影です。
結構茂っていますかね?
栗の花が咲いていました。
ということは、今年の秋は山栗が食べれるか〜!
猪との競争に勝てればの話?(笑)

2011年6月19日日曜日

Tattva Bodha の祈り

今日は、ヨーガの先生からヴェーダンタ(インドに太古の昔から伝わる、宇宙観、人間観の教え)の勉強会があるという情報をいただいたので、初心者ながら夫婦して参加してきました。
講師は、京都在住の Cetana チェータナさんです。
日本人の方ですがインドで3年3ヶ月ヴェーダンタの学校に通い、ヴェーダンタの教え、サンスクリット語、チャンティング(サンスクリット語で書かれた教典の教えを唱え祈ること)を学んで来られました。
2006年帰国後、日本でヴェーダンタの教えを広げておられます。
詳しくはこちらのHPで

これまでにも、ヴェーダンタの教えは、本や来日されているスワミ(教えを授ける先生)から伺ったことはありますが、サンスクリット語から学ぶのは初めてです。

サンスクリット語で書かれた教典の教え(詩のようなもの)を一行ずつチャンティングしながら、一語一語に込められた意味を解きほぐして行きます。
チェータナ先生(チェータナはインドで学んだ時、師のスワミ ダヤーナンダ先生からいただいた名前だそうです。)は、ヴェーダンタの教えを学ぶには、日本語から入るのではなく、サンスクリット語から入るのが最善だと言われます。そもそも日本語に訳された時点でヴェーダンタの教えから乖離している場合も多いと、、、。

例えば、ヴェーダンタの教えで、「すべての欲を捨てなさい」と解釈している本があるけれど、実はそうは言っていないそうです。
幼児が「ガラガラ」から「三輪車」に興味を移し成長して行くように、自分の成長や生活に必要なくなった物は手放しなさいというようには言っていますとのこと。(これもまた私が聞いて、私なりに解釈した物なのでちがってるかも?)

ということは、私が仕事を辞めたのは私にとって必要な選択だったということかな〜?
そういうことにしましょう!(笑)

ヴェーダンタの教典の初歩のTattva Bodha の最初の6行くらいまでしか進めませんでしたが、何度も何度もサンスクリット語に触れましたので、チャンティングする意味が何となく肌で感じられたような、そんな感じです。

順一もサンスクリット語から学ぶということに深く惹かれたようです。

ただ教典の中でも言われているそうですが、ヴェーダンタの教えは、それをうけいれるだけの準備が出来た人に与えられるとか。
世界に有名な哲学だからとか、面白そうな知識体だからとか言うのではなく、心の奥深くからそれを得たいという何かの気づきがあった人なのだろう思うのですが。

ヨーガは、健康維持や増進のためのフィットネス運動だと思っている人も多いのではないかと思いますが、ヨーガは、ヴェーダの教えにある「私を超えた私」、「宇宙の真理」を感じ実践して行く暮らしであり、先生によれば、ヨーガというライフスタイルを生きることで、その人たちの神聖な美しい知性にまたヴェーダンタの宇宙観が宿るのだとか。

今日19日は、脱原発関係の集会やデモがいろんなところであって、どうしようか迷っていたのですが、私たち夫婦にはこの講座を受けたことが最良の選択だったと思います。

2011年6月16日木曜日

キャベツ&コンドーム

今日はまた大雨の予報。
後一枚、田植えが残っているのですが、苗代にしていた田んぼなので、もう一回代掻きが必要です。でも大雨では代掻きもできないし、健ちゃんも今日の最終便で東京に帰る予定なので、思い切って気の早いさのぼりにしました。
午前中は、今噂の山鹿、平山温泉に行き温泉を堪能。その後熊本市内に移動し、以前から気になっていたタイ料理のお店「cabbages&condoms」でランチしました。

とても飲食店の名前とは思えないインパクトのある店名に躊躇していたのですが、知り合いの人がとてもおいしいと言うし、友人の娘さんがここでバイトしているというので、それは是非ということで今回実現しました。

今から30年ほど前に「感染症爆発」が起きたタイでは、年間14万人ものエイズウィルス(HIV)の新規感染者がでました。このことを憂い、タイ国民になじみ深い野菜と同じようにコンドームを使うこと浸透させようと、「キャベツ&コンドーム」というレストラン経営活動を通して、活動を拡散させて行ったタイ国の最大ボランティア団体である社会開発団体「PDA」があります。現在もタイには13店舗ほどあるそうですが、熊本のお店はこのPDAとフランチャイズ契約を結んで開店されたそうです。
PDAは貧困につながる人口爆発を防ぐための家族計画換金作物の生産が農村を潤すとの考えを基本にしており、その象徴がレストランの名前になったそうです。熊本のお店も売上げの一部をこの活動に寄付されているそうです。
日本国内には、熊本のほかに福岡にももう一店舗あるそうですが、がんばってほしいですね。

ランチは、メインディッシュにライス、スープ、サラダ、飲み物、そしてグリーンカレーがついて何と750円。ご飯物がメインのセットの人にもグリーンカレーがついていて、白いご飯はお替わり自由です。カレーがメインのセットにはトムヤムクンがついています。

これは、イカの炒め物。順一のオーダー
豚肉と野菜の炒め物。私のオーダー
タイ風チャーハン。健ちゃんのオーダー
サフランライス?に鶏肉のグリル?のせ、史ちゃんのオーダー
サラダにスープ一番左端がグリーンカレーです。
みんな〜もう写真とり終わった?早く食べようよ(健太郎)
店内のインテリアもとっても上品でしたね。

ランチは全部で9種類。後5種類これからの楽しみが出来ました。
お味は、たぶん日本人の好みに合わせて少しアレンジされているような気もしましたが。
キッサナーが来ていた時に行った下通にあるチェンマイのタイレストランも甲乙つけがたいですね。
水前寺にあるタイレストランはもっとタイの味に近いと聞きましたがどうでしょう?
街の人は楽しみがいっぱいありますね〜。

その後健ちゃんと史ちゃんは熊本城見物。私と順一は本屋巡り。
19時前には熊本空港に健ちゃんを送り届けましたが、この日も大雨。17時台の飛行機は着陸できなかった物もあるようです。
大丈夫かなと思いましたが、20分ほど遅れたたものの、使用機は無事到着しこの日のうちには埼玉の自宅にたどり着いた模様です。
健太郎様本当にお世話になりました。これに懲りず良かったらまた来て下さいませ〜。

2011年6月14日火曜日

田植え

さあいよいよ田植えです。
新しい道具 役に立つかな〜
とりあえず、最初の基点はちゃんととっておかないと
私が1往復ほど試し植えをした後、健ちゃんに植え方をレクチャー
一人でも難しいのに、二人で息を合わせるのは大変です。
初日は、株間が狭くなったり広くなったり、途中で条が無くなったりと、健ちゃんもうまく行かなくてストレスたまり気味でしたが、翌日はコツもつかみ縦の条も横の条も結構いい感じでならびました。また史ちゃんは、苗とりに専念してくれて、食事の準備も一手に引き受けてくれたので、今年の田植えは本当に早く済みそうです。
お疲れさまでした。ありがとね。

2011年6月13日月曜日

健太郎殿参上

11日 豪雨とともにやって来た健ちゃんです。
12日は早速村の環境整備の仕事を手伝ってもらいました。
75歳以上の高齢者が作業に参加しなくてはならない状況でしたので、健ちゃんの参加はとても助かりました。警報も出るような大雨でしたので、作業は半分くらいしか出来ませんでしたが、残りは18日にやることになりました。
作業後の懇親会にも参加したので、村の人たちとのさらに深い交流もありましたが、語学の堪能な健ちゃんでも
「木護のおじいさんの肥後弁は、フランス語を勉強した時より難しかった。」とか。
日本もまだまだ奥深いところがありますよね〜。

さて本日。健ちゃんは耕耘機も使ったことがあるというので、それじゃと代掻きをお願いしました。でもその前に大雨で流れた畦を塗り直し。
健ちゃんの後に見える畦は、彼が塗り直した物です。
順一もきつい作業でなかなかうまく出来ないので、教え方がいまいちだったかも。
お年寄りが見たら、きっと「あの点、、、」を注意されると思います。
健ちゃん、次回どこかで畦塗りする時は、ベテランの方に基礎から教えてもらって下さいね。
健ちゃんが代掻きしてくれるお陰で、順一はほかの田んぼの段取りに入れます。
野良に若い人の姿が見られるというのは、皆を元気にしてくれますね。
それにしても雨、雨、雨で。
9日に途中まで収穫した菜種も残りは手つかずです。
私と史ちゃんは、午前中ドクダミ草を摘みに行き、午後は川で洗って干す準備です。

凄い雨だったので、腐ってしまったかもと思っていた和綿の芽が出ました。
久留米がすりに使われていた綿の原種らしいという話があり、大事にして行きたいです。

2011年6月11日土曜日

大雨

13日から田植えをしようと思って、昨日荒代掻きをしたのに、夕べから凄い雨です。
雨の予報はありましたが、ここまで豪雨とは、とほほ
用水路の様子を見に来た村の長老が、見かねて田んぼの排水を手伝ってくれました。
パルもモリーも心配そうです。
「お父さん。僕たちの散歩まだなんですけど、それより大事なことなんですね、、。」
集落に至る道路も、路肩が崩落したりして、市役所のパトロールカーが。
明日は、集落総出の環境整備の日。作業が終わったら懇親会なので、その仕込みもしないといけないのですが、あるのかな〜。
写真は、猪肉。臭みを抜いて、角煮にしようと思います。明日のメインディッシュです。
皮のところのコラーゲンが何とも美味です。
15時の便で東京からボランティアの青年が来る予定になっていたのですが、空港に迎えに行った順一から、視界不良で福岡空港に着陸したとの連絡。
ここは新幹線の威力発揮。
福岡空港に降り立った健ちゃんは、その後地下鉄、新幹線、電車を乗り継ぎ、19時には肥後大津の駅に到着。一日で熊本空港上空と福岡空港を堪能?されました。
とにかく無事で良かったです。