2011年6月25日土曜日

汗のにおい

雨なし3日目、明日からはまた雨模様とのこと。
この機に麦を収穫しなかったら、何とする。
朝8時から夕方6時半まで、汗びっしょりになりながら収穫作業にあたりました。
さすがに、暑くて午前中は2回給水休憩を取りましたが、

「非常に確実で純粋な喜びの一つは労働の後の休息である。」
カントの言葉にあるように、休憩もまた喜び。そんな日でした。
島原までよく見える快晴でした。
ところが、午後3時頃から大粒の雨。
刈り取ったものの2分の一しか運び込めませんでしたが、
あきらめず納屋で脱穀作業
史ちゃんも平島さんも初めての本格的脱穀作業に
「スポーツジムでお金払って運動するのが馬鹿みたいだね〜。これ楽しい〜。」
と興味を惹かれたようです。
本当は一人でするのですが、
初心者のお二人は、二人二脚で(笑)
それでも後半では史ちゃん一人でもOK
おや?ちょっと疲れてきましたか?
労働にもいろんな種類があると思いますが、
お日様を体いっぱいに浴び、暖かい大地に立ち、大汗をかきながら、収穫の喜びに浸り、また鳥の声、虫の囁きに心奪われ、心地よい風に吹かれたかと思えば雨に翻弄された今日の労働はまさに
「肉体労働は知的活動を不可能にせず、むしろ知的活動の質を向上させるばかりでなく、さらにはそれを刺激促進させさえする。」(トルストイ)
そんな労働でした。

0 件のコメント:

コメントを投稿