2011年3月19日土曜日

新しい世界

我が家は、「懐かしい未来」とうメーリングリストのメンバーになっています。
今回の地震や、原発のことについても、このMLからたくさんの情報をもらっています。

日本は自国民の意見は聞かないが、アメリカの意見は聞くので、アメリカの人たちを動かして日本を救おうという動きもあります。

昨日あたりから、被災者を避難所ではなく各都道府県で受け入れるとう動きが出て来ましたが、このMLでは14、15日くらいからその方向で対応したほうが現実的ではないかと検討されていました。

そして昨日配信された意見に共感するものがありましたので、皆さんにも読んでいただきたくてお知らせします。

以下転送

震災後、「今、わたしたちにできること、すべきことは何でしょうか?」という
質問をよくいただきます。

義援金を送ること、救援物資を集めること、できるかぎり、節電・省エネするこ
と……いろいろできること・すべき行動があります。

それだけではありません。

いろいろな情報を得ること。1つの情報に踊らされずに、自分で考え、判断する
ための枠組みを作っていくこと。いろいろな人に話してみること。いろいろな人
の考えに耳を傾けてみること。そして、自分で考えること。

このように「行動レベル」「思考レベル」で、できること・すべきことはいろい
ろあります。

それだけではありません。

たぶん、短期的というよりは中長期的にいちばん大事なことは、この状況の中で、
「どういう日本であってほしいの?」を心に描くこと。

日本が地震国であり、これからも大きな地震の可能性と共存しなくてはならない
ことは変えられません。

でも、今回の悲劇をこれ以上繰り返さないために、「どういう町だったら安心し
て暮らせるの?」「日本の社会を動かすエネルギーはどうあれば安心なの?」な
どなど、「こうあってほしい」暮らしや町づくり、エネルギーや経済・社会のあ
り方を描くことはできます。

エネルギーにしても、社会の構造にしても、いまのあり方であり続ける必要はな
い。いまのあり方は、これまでのさまざまな思いや動きの帰結なのですから、み
んなで描けば、きっと「ありたい日本」に向かって、国を立て直していくことが
できる。私はそう思うのです。

目の前の支援・節電活動、ふだんよりも慌ただしく忙しいお仕事に、きっととて
も忙しくしていらっしゃる方が多いことでしょう。おうちでも、テレビをつけた
り消したり、何となく心落ち着かない思いの方も多いでしょう。

でもできたら、ときにはふーっと深呼吸して、いまは目の前の事柄に対処しなく
ちゃいけないけど、でも「どういう日本であってほしいの?」「今回の事態をきっ
かけに、どういう社会に、どういうエネルギーの仕組みにしていきたいの?」と、
自分の心に聞いてみて下さい。

「素人考え」で大いにけっこう! この状況の中で、私たち一人一人が何を思い、
何を心に描き、何を願うかが、国を動かし、次の時代の日本の姿を作っていくの
だと信じています。


**********************************************************************
このメールへの「返信」差出人:enviro-news@green.email.ne.jpは私にだけ届きます。
ご感想などをいただけるとうれしいです。
(個別のお問い合わせ等には対応できませんこと、ご容赦下さい)


 http://www.es-inc.jp
〒156-0055 東京都世田谷区船橋1-11-12 産興ビル3F イーズ
Tel: 03-5426-1128 Fax:03-6413-3762
***********************************************************************


転送ここまで

あとはぼくの蛇足です。

上記のメールマガジンにすごく共感して、シェアしたくなったのですが、
あえて、違和感を書いておくと、

ぼく個人としては考える単位としては「国」にこだわらずに、もっとローカルに、
そしてときにはグローバルに考えることが大切だと思います。

自分たちの地域をどう作っていくのか、そのためにどんな仕組みが必要なのか
ということを考える上で、確かに現在は「国」というファクターは外せないですが、
それがいつまでも必要なのかどうか。そして、場合によっては国を超えて人と人が
つながっていくこともとても大切なのだとおもいます。



つるたまさひで
ブログ「今日、考えたこと」

http://tu-ta.at.webry.info/


以上転送終わり

みんなで助け合い、分かち合える、愛の光に満ちた世界がやってきます。そう信じています。

0 件のコメント:

コメントを投稿