年を取ると夜眠れなくて睡眠導入剤を使っている人は結構います。
母もそうなので、在宅になった今、お薬をもらうために主治医を決めなくてはなりません。
そこで先日病院受診してきました。
熊本大学医学部では、認知症疾患医療センターを設立し、熊本県の支援を受け、県内9つの病院と連携して、認知症についての医療と介護の連携強化,ならびにその質の改善に関する研究を行っているそうです。
その研究に資するため、認知症関連受診をした母には、御覧のような「火の国あんしん受診手帳」が配布され、協力が依頼されました。
平成24年の11月くらいから始まったようで、取りあえず1,000人分のサンプルを摂る事を目標としておられるようです。
我が家としては、母のこれからの記録が何かのお役に立てばと、快くお引き受けしました。
認知度を確認するために、長谷川式?の確認テストも受けました。
テストの結果、まだ認知症というほどではありませんね。と言う事でしたが、しかし。
母がこのテストを受けるのは、今回で5回目。テスト慣れって無いんですかね?(笑)
まあ慣れるってことは、認知症の度合いは低いってことですか(笑)
いまテレビで樹木希林さんがおばあちゃんの役で出て来て、「先生の前ではしっかりしてるんですよ〜」と息子さんらしき人が話した後「日常の記録をつけて、受診時に持参しましょう」なんて広告がありますよね。
あれと同じでした。(大爆笑)
初めて診察したお医者さんに「いえ実は、、、。」なんて長々と日常を説明するような大人げない事はしませんでした。だって、それさえも本当の事ではないかもしれないし、取りあえず今は、とても困っているという事はありませんし、たった一度の診察で薬の量が増えるのもいやですから。
でも受診が終わった後、母がいかに「今日はしっかりしなくちゃ」と興奮していたかがわかるような事実を見たりすると、「お母さ〜ん、いつものお母さんでいいのに。こんなに頑張って、血圧あがりすぎて血管切れたらどうするの〜。」
今母がどのような状態にあるのか、今の母のQOLを高めるには、家族はどうしてあげたらいいのか?それを知るためにもいつものお母さんでいてほしかったな〜。
今介護記録はつけていますが、より事実を正確に記録するために、今度からビデオか音声で撮っておこうかな?何て思う今日この頃です。
で、タイトルの「認知症、ひどいのはどっち?」ですが、
実は昨日から車のキーがみつから無くて、家中、納屋も、畑も思いつくところ全て探したのですが見つからず、「しょうがないスペアーキー作ろうか?」というので
私:「ちょっと待って、もう少し探そうよ。」
「あなたの探すは、あてにならんもん。いっつもちょこっと見回しただけで、無い無いって言うし。」
「でもおかしいね〜。いつも置いた所忘れて、メガネが無い、携帯が無い、鍵が無いって大騒ぎするのは私の方なのにね〜。あなたにしては珍しいよね〜。」
と私が言った後、
主人:「ゴメン悪いけど、あなたのバック見せてくれん?」
私:「探す所なくて、そこまで疑いますか? いいですよ。これが23、24日使っていたバック。」
と差し出した数秒後、
主人:「これは何ですかね〜。」「昨日から鍵探しに当てた時間無駄にした。」
私:「、、、、絶句」
私が車で出かけるのに、荷物を運ぶのに手近にあった主人の鍵を使い、そのまま私のバックに入れ、運転は自分の鍵でしたため、すっかりその事を忘れていたのでした。
即座に主人に土下座して(といってもリビングですから絨毯の上ですが 笑)謝りました。
ふ〜 鍵だから良かったけど、これが台所の火だったらと背筋が寒くなりました。
でも主人も母が在宅になった当初、暫くは毎朝「お母さんの食前の薬はどれか?飲ました?」と随分聞かれました。(母には、朝食前に飲む薬はありません!強調)あまりに毎日聞かれるので、「病院行く?」と聞き返したものです。こんな夫婦とお母さんの3人家族。来年が恐ろしいです。
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