2010年2月27日土曜日

ものづくりフェスタ

今日と明日、グランメッセでエコライフフェスタがあり、ものづくりコーナーでボランティアを探していたので、アンヘリカと応援に行ってきました。

暖かくなってきたからでしょうか、朝早くから雉がお散歩してました。
たぶん同じ個体だと思うのですが、去年もここらあたりで、一羽でよくすごしていました。

いつも一羽なので、私は勝手に「哲学する雉」と呼んでおります。
今年もやっぱりずっと一羽なのかい?



















ボランティアスタッフを集めて朝のミーティング。
中央は、熊本大学教育学部の田口先生。
廻りを囲む皆さんは教育学部で技術を専攻している学生さんと、そのOB(つまり今中学校で技術を教えている現役の先生たち)がほとんどです。














主催者の一人、全国ものづくり塾の塾長佐藤さんの挨拶
「何かトラブルがあったら、私にすぐ連絡してください。全て私が責任を取りますから。
うれしかったことや、良かったことは、皆さんで楽しんでください。報告する必要はありませんからね。」とのこと。
すごい挨拶に下げる頭も見つかりません。
危機管理ももちろんとても大事ですが、こういう挨拶はスタッフのモチベーションをあげ、一層責任感を強くさせるのではないでしょうか!
私にまねが出来るかな~ と最初から超反省の一日の始まりです。














受付で整理券を購入してください。
体験料は大体ひとつ300円くらいです。














暗いところで光るうちわ作りとか














円形木琴とか














箸作りとか














木切れでおもちゃ作りとか














絵付けとか














木のやじろべーとか














私たちは、イ草で編む小物入れのコナーをお手伝いしました。
まず自分が作れないといけないので、大学生から作り方の指導を受けます。














アンヘリカも上手にボランティアできたみたいです。














で、合間に国際交流も。
大学生同士、年齢も近いのですぐみんなと仲良しになれたみたいです。














今日の感想
◎ ここにやってくる子供たちは、大体ものづくりが好きな子なので、手先はみんな器用でした。
◎ 一緒に作りながら、いろいろお話をしました。大人で言えば世間話のようなものです。
  子供の世間を垣間見させてもらって、とても有意義でした。

  私が一番感動したお話
  私   「何で工作が好きなの?」
  男の子「答えが無いから」
 
◎途中で保護者の人が、こうしたらああしたらと口を挟む場面も多いのですが、受けて立つ子供たちの反応がふるってました。
「それはお母さんの考えでしょ?僕はこうしたいの!」とはっきりいう子。
頭だけ振って拒否を伝える子。
黙ってる子。
それぞれの子供たちが大人になるまで追跡調査してみたい願望にかられました。

◎大学生の対応には頭が下がりました。
学校の先生になるということは、教える+自分のクラス(子供+保護者)をうまくマネージメントしていくということでしょうから、人に興味がないと勤まらないでしょうね。
私学生のころこんなに初対面の人を楽しませる会話が出来たかしらと、うらやましく思いました。
私の友人知人にもたくさん教職についている人がいます。
今はもう管理職という年齢ですが、学年主任なんかしていた時期には、最近の若い先生は、指導すると「それは私の仕事ですか?」と逆に聞き返されてやるせない思いをしたとこぼしていました。
(今の先生ってそんなことまで言わないと自ら動かないの?気づかないの? と私も悲しい思いになりましたが。)

でも今日の学生さんたちを見ていると、知人の愚痴がうそのようでした。
ものづくり以外のいろいろなこと教えてもらいました。ありがとう!

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