2010年1月19日火曜日

森の色

今日も三人には竹林の整備と、薪つくりをお願いしました。
私は5人家族にもなると、食事や洗濯だけでも手一杯で、少し時間が空いたら畑にでもと思うのですが、野良着に着替える時間を取られるよりも、「これ前からやりたかったの!」ということが頭をよぎりついつい「やりたいこと」が優先してしまいます。

そんなこんなで、今日は「くさぎの実」で染色をしました。
材料のくさぎの実は10月の末に山に入って採取し、冷凍しておいたものです。
染めた布は、去年奈良に行ったときに購入した、ガラ棒織りのオーガニックコットンです。














染め液に入れ、染めては洗い染めては洗いを何回か繰り返し、お日様にあてて乾燥しました。
















で、こんな感じに仕上がりました。太陽光線がもっと強かったら、もう少し強いコントラストが出ていたのかな~と思いながら、とても優しいパステルカラーのブルーが出ました。
触媒、定着剤などは一切使っていないので、洗うたびに色があせていくと思いますが、このくさぎの実を使った染め方を教えてくださった方の、「くさぎの実は山のいたるところにあるんだから、そんな時はまた染め直せばいいでしょ!?」という言葉が大好きです。とても素敵な生き方をされている女性です。

夕食後に、「今日スーパーに行ったら、バレンタインデーを前にチョコレートの宣伝がすごくなった」と言うような話から、日本、スイス、オーストラリアのバレンタインデーについて盛り上がりました。
オーストラリアのバレンタインデーは、日本とよく似ているようですが、スイスのそれは、男性から女性へ愛を伝えると言うものだそうで、日本のように女性が男性に愛を告白する特別な日などと言うことは一切ないそうです。ここで3人の子供たちのバレンタインデーにまつわる思い出話も出ました。ふふふ若いっていいですね~。
そしてもちろんオーストラリアにもスイスにも3月14日のホワイトデーはないそうです。それよりも4月のイースターの方がイースターエッグやチョコレートの販売合戦がすごいという事でした。

そんないろんな話から、国ごとの祝日の話や、習慣の違いなどについて盛り上がりました。
そんなひとつ
下の写真。どの国のどんなマナーをあらわしたものだと思いますか?















正解は、メルボルン(オーストラリア?)の食後のマナーです。
向かって左が「おいしかったです。ご馳走様」という合図のナイフとフォークの置き方。皿の中心に自分に向かってナイフとフォークの柄を向けておきます。

向かって右は、「ひどい味、サービスですね。」という気持ちを表すそうです。
めったなことで、右のような起き方をすることはいないそうですが・・・・・・。

でも待って!それって私の習ったテーブルマナーと違うけど・・・・。
ステファンも普通に右のような置きかたをするし・・・・。
これが本当ならメルボルンのレストランで旅行者が食事をしたら、すごいトラブルが起こりそうで怖いんですけど~、今までそんなこと聞いたことないし・・・・。
教えてくれたアデルは「私のお母さんが勘違いしたまま覚えてるのかも?」と言ってましたが、果たして真実は?
そしてもうひとつ
リサイクルショップのこと。海外でもリサイクルショップは大いに利用されているようです。特にバックパッカーは経費を安く上げるために、海外で使い捨ててもいいようなものはリサイクルショップで購入してくることが多いようです。
今回も子供たちは農作業に使うものや本などリサイクルシップで購入してきたみたいです。
オーストラリアではリサイクルショップのことを「オップ・ショップ Opp(ortunity)Shop」 
ドイツでは「ツバイテ・ハンデ Zwite Hande」と言うそうですよ。

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