2011年1月29日土曜日

あっちでも、こっちでも

実家から帰ってきて、順一はNPOの原稿書き、わたしは順一の実家からもらって来た家具を今ある古いものと入れ替えたり、家の整理。
途中順一も具合が悪くなったりして、冬は体を動かすことが少ないので体力不足になってたかもです。緑の野菜もたくさん食べなくちゃ。

そういえば、昨日ニュースで宮崎が九州で一番インフルエンザがはやっているとか。流行の指数が30のところ、たしか65以上はあったと思います。私たちは大したことはありませんでしたが、宮崎では鳥インフルエンザも大流行。人間に感染などということも考えて危機管理して行かないと。鳥の殺処分をしている人は万全の対策で臨んでいるでしょうが、一般の養鶏場の人が一番気をつけないといけないかも。

それにしても何で宮崎はこんなにいろんな試練が立て続けにやってくるのでしょう。鳥インフルエンザのほかに、新燃岳の爆発もあります。
19日に高速を使って宮崎に帰った時は、丁度最初の爆発があった日で、えびののトンネルを抜けると路面が白くなっていて、「凍結?」って思ったのですが、実家について火山灰だと知りました。

おとといは我が家でも時々「空振」と呼ばれる現象を感じ、屋根瓦が「がたっ、がたっ」と音を立てていました。
猿が屋根に乗ってるの〜?とあわてて見に行きました。
降灰が4センチにも達したなんて。順一も私も若い頃鹿児島市内に住んでいたことがあり、桜島の降灰を経験したことがありますが、ほんとうに嫌なものでした。風が吹いたら最悪です。子供の握りこぶし位の石も飛んでくるようになったとか。

そういえば、5〜6年前「死都霧島」という本だったか映画だったか世間をにぎわしたような記憶がありますが。

我が家も阿蘇山のすぐ近くなので人ごとではありませんが、それがわかっていてここに越してきたのですから、愚痴を言ったら神様に「何言いよっとか!』と活を入れられそうです。そうなった時私はあるがままを受け入れられるかな〜。

阿蘇山と言えば、こちらは雪が凄いです。新潟などの豪雪地帯の苦労と比べれば比になりませんが、除雪が大変らしいです。毎年一億円の除雪費用を計上しているのだそうですが、今年は既にそれも使いはたし、6,000万円の費用をほかから流用しても足らず、また1億円補正予算を組むのだそうです。昨日たまたまテレビで阿蘇ミルクロードの映像を見ましたが、場所によっては道の両側に雪の壁が出来ていて、ミニ黒部みたいでした。熊本県一の観光地だけに除雪しない訳にもいかず、大変ですね。

明日からまた15、16日と同程度の寒波がやってくるとか。それに2月の長期予報でも雪が多いそうです。寒さ対策をして、水道管が凍らないようにしないと。

キッサナーは、私たちがそれぞれすることがあるので、いつも居間のテーブルで日本語の勉強をしています。実際に声に出して発音したり動作とともに覚えるのが効果的だと思うのですが、今はもっぱら単語の暗記をしているみたいです。

時々疲れた様子なので、私がトランプをしようと誘います。去年オーストラリアのウーファーの子から教えてもらったゲームなので、基本は英語ですが、それを日本語に変えて日本語の勉強も同時に出来るように工夫して。去年は英語、日本語、ドイツ語でやりました。簡単なゲームですが面白いです。二人じゃなくて5〜6人でするともっと面白いのですが。

それにしても、自分を含めて今の人は物を持ち過ぎですね。その購買力が経済を発展させてきたのでしょうが、片付けをしていて時々深いため息が出ました。一緒に片付けを手伝ってくれた廃品回収業の人にその話をしたら「奥さんたちは何年に一回あるかないかでしょうが、僕たちは毎日ですからね。勿体無いとか思ってたら仕事が進まんですよ。」とのこと。だろうな〜

で、私はと言えば、昔々の家具をせっせと運び、古い台所用品を大事に取ってくるのでした。
お陰で我が家は昭和40年代に戻ったようなレトロな印象になり、チープなプラスチック製品は、20年から30年前に購入したと思われるパイレックスのボールや丈夫で厚いステンレス製品にかわるのでした。
年を取ったらこんな重いボールとか持つの大変だろうなと思いながら、ま〜それまで腕のストレッチだと思いましょう。

そうそう松田喜一さん。三省さんの本で見た言葉ではピンと来ませんでしたが、ウィキペディアで調べてあ〜と思いました。
大学の同窓生からは大笑いされ、担当教官だった植木先生や片山先生からは活を入れられそうです。(笑)

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