2010年10月27日水曜日

韓流ドラマ

実家に帰ったとき、久しぶりにテレビというものに触れました。

尖閣諸島の近くですごい地下資源が発見されたそうですね。
日本が世界一の資源国になるかも何て言ってました。
はは~だからこの前中国の漁船がうろうろしてたんだ~。あの漁船はスパイ船だとう人もいましたから。
日本はまんまと中国の陽動作戦に引っかかり、この資源の採掘権でまたもめるんだろうな~。
今の日本って本当に外交が下手ですね。

さて、それはおいといて~笑。 
デジタル放送対応になっていたので、さまざまな民放のチャンネルがありましたが、まあ相変わらずの内容で、もう日本には才能のあるディレクターはいないのかもと思ったり。そのせいかどうか多くのチャンネルで韓国ドラマが組み込まれていました。

私もその昔「チャングムの誓い(大長今)」にはまった口です。(笑)
その内容はとても参考になりました。食事や料理の方法もたくさん勉強させてもらいました。
「冬のソナタ」をはじめとする現代ストーリーには全く興味がありませんが、韓国の史実をベースにした作品は興味があります。今も「イ・サン」という番組が好評らしいですね。

民放で過去の歴史ドラマがたくさん放送されていたので、これならDVDも出てるはずと思い、帰りに大津のTSUTAYAによってきました。

その作品の多さにびっくり。お目当ての作品を探しましたが、まだ準新作扱いで高~い。10月いっぱい旧作1本100円ということもあって、何だかあきらめきれず、欲望に負けて借りてしまいました~。

チャングムの誓いでヒロインを務めたイ・ヨンエが、初めて?ドラマ出演したという「キム尚宮(西宮)」という作品です。観てからわかったのですが、ちょうど時代は加藤清正が朝鮮出兵した際の王朝とその後を描いており、韓国の歴史上もっとも評判の悪い王様とそれ取り囲む人物の物語です。熊本にも深い縁がある作品ではありませんか!笑

キム尚宮は、下働きの両親のもとに生まれ、主人の欲情の的になり夫を主人に殺された母や自分の恨みを晴らすべく、宮廷に入り最後には王妃(たぶん 笑)にまで上り詰める狡猾な女性です。
チャングムと違って、耐えて待ってというストーリーではなく、策略をめぐらして人を罠にかけていきます。
大奥でもこんなことあったかも何て思ったりして。笑
あらすじを読んで、あんまり楽しいストーリーでは無いな~と思ったのですが、何だか借りてしまいました。

で今全52話のうち37話くらいまで観ました。私より主人がはまっています(笑)
主人は、この作品はあらゆる登場人物の志を実現していこうとする過程を描いていて、人間くさいのが面白いといいます。

私はといえば、自分の恨みを晴らすため、新たな恨みをかっていく主人公に、あ~いつの世もそうだよなと思ったり。恨みを愛に変えることができたとき、人は何かを得ることができるのでしょうね。
後は韓国は儒教の国なのですが、孔子の教えはそれを読む人間によって都合よく変えられていくということ。まあこれはどの宗教でも同じでしょうが。

それにしても、イ・ヨンエの演技の憎らしいこと。いい役者なのでしょうね。

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