2011年5月12日木曜日

在日チベット人歌手 バイマーヤンジンさん

5月7日、アクロス福岡でチベット人歌手バイマーヤンジンさんの東日本大震災チャリティーコンサートがあるというので、聴きに行ってきました。
私はこの日まで、どんな方か存じませんでしたが、ニューヨークの国連本部でコンサートをしたり、テレビ番組「徹子の部屋」にもゲスト出演されたことがある等、その活動は多くの方の共感を得ておられるようです。

詳しくは下記のヤンジンさんのHPで↓

ヤンジンさんは、四川大地震の祭、震源地になった町の出身です。
町の学校に子供を通わせていた僻地の親御さんたちは、我が子の無事を確認するため、片道300キロの道のりを歩き通されたそうです。
その生まれ故郷は、チベット仏教の16歳のお坊さんが焼身自殺したことで、また緊張した状態になっているそうです。

日本人のご主人との結婚も、決して祝福されたものではなかったそうです。

四川でのそして日本に来てからの様々な経験を、涙や笑いを交えながら、感動いっぱいに伝えてくださるすばらしい話術と、標高4000メートルのチベット高原を目の当たりに見るような美しい歌声のコンサートでした。

「幸せは、誰かが運んで来てくれるものではない。自分自身の努力でつかむものですよ。」
そうヤンジンさんは結ばれました。

いのち一番の森にも、天然のエコーを効かせながら、ヤンジンさんの愛の歌を聴かせてあげたいな〜。本当にそんな素敵なコンサートでした。

後でインターネットで検索したら、2007年に熊本市内でコンサートをされたことがあるようです。
最後に会場に来ていた子供たちと、「手のひらに太陽を」の合唱。
この映像は、東日本大震災で被災された皆さんを元気づけたいと、ビデオレターにして現地に送られるそうです。
コンサート終了後は、ご一緒した福岡のお友達と夕食。
福岡在住のゲレックさんともお友達に。
ゲレックさんはチベット仏教のお寺で修行を積まれた方です。
伝聞ではない、まさにご自身で体験された修行時代の苦労話を聴きながら、生のお勉強をさせていただきました。

0 件のコメント:

コメントを投稿