2011年11月12日土曜日

別府へ竹細工研修旅行

今年から、伝統工芸館の竹細工教室に通わなくなったのですが、折角身に付けた技術と、折角揃えた道具、このままにしておきたくないとずっと思っていました。
そんな私の祈りが通じたのでしょうか、お隣の水源地区で竹細工を学んでいこうじゃないかというグループが立ち上がり、話を聞きつけた私がおねがいしたところ、快くお仲間に入れてもらうことができました。

そして今日は第一回の研修旅行。
大分の大山町と別府に行ってきました。

まずは大山町の「ひびきの郷」でスーパー竹とんぼ作り。
小刀は使わず、紙ヤスリと仕上げにろうそくでちょっと暖めて曲げるといった簡単な方法で作ります。
本当に簡単で、良いな〜と思いました。
これは職員の人が作ったスーパースーパー竹とんぼ。
ビルの3階まで届くほど上昇するそうです。だから家の側で飛ばすのは厳禁。屋根にかかって取れなくなるからです。笑
隣の広場で竹とんぼ選手権 みんな童心に帰ってわいわい。
その後は別府の竹産業会館で作品の閲覧。
私もこんな間仕切り欲しいな〜。
竹の帽子。とってもおしゃれでした。
昼食に大分名物とり天定食をいただいた後は、本日の主目的、別府の竹細工職人遠藤元さんの工房にお邪魔して、竹細工入門です。

手の指している部分が少し黒く変色しています。俗にいう竹にはちまきの出来た状態です。
生えて3年目くらいになると、こうしてはちまきが出来てきます。濃すぎたり幅が大きかったりすると年が経ちすぎていて固く細工がしにくいそうですが、このくらいならまあまあかなとのこと。
遠藤さんの作って下さったヒゴで、早速編み方の練習。
と〜っても優しい方でしたよ。
どなたかが先生〜!って呼びかけると「僕はまだ先生と呼ばれるほどのものではありませんから、その呼び方はやめて下さい〜。」と でも昨年度は大分県の竹製品の作品展で知事賞と特別賞をダブル受賞していらっしゃいます。確かまだ35歳。竹で食べていくのは大変ですとおっしゃっていましたが、並外れて精進されているのでしょうね。こんな方に教えていただける何て私って何て幸せ者でしょう。
私も再出発!

0 件のコメント:

コメントを投稿