2015年6月24日水曜日

補植のスキルアップ

今年も何とか田植えが終わりました。
これから米作りをしてみようかと考えていらっしゃる皆さんの参考になればと、我家の事例をご紹介します。(笑)

実は昨年、知り合いの方から、26年間使った田植機を譲っていただきました。
メーカーにメンテナンスしてもらい、去年から機械植えデビューのはずだったのですが、代掻きがうまくいってなくて、一列でギブアップ。

去年に懲りた順一は「今年も手で植えるやろ?」と人の苦労も知らない発言。

ちなみに我家は、順一が代掻き担当、私が植え方担当。去年一昨年と私一人で二反の田植えをしました。
「何言ってるの〜〜〜。何の為にメンテナンスしてもらったと思ってるの〜〜〜。お金かかってるのよ〜〜〜。」と私の鞭に重い腰を上げ、機械植え挑戦を了解。

エンジンもかかり、知り合いの方にも植え方の指導に来ていただいて、17日6畝の田で練習しました。

「チョッと乾かし方が足らんかったですね〜〜〜。」等と言いながら、初めてですから、曲がろうが、苗が沈もうが、パレットのセッティングが悪かろうが、「まあ練習練習」ということでほのぼのムードで終わりました。

これに気を良くした順一君。
「この機械も何時まで動くかわからんから、新しいの欲しいね。何時ハイパーインフレ来るかわからんから物を持ってた方がいいよ。あなたも何時まで手で田植えが出来るかわからんし」などとお気楽な発言をしていました。

そして迎えた21日、一番大きい一反の田を植える日です。
いくら柔らかい土でも、代掻きから中4日もおいたから大丈夫でしょう。
が、いざ入ってみると、低いところはまだ柔らか過ぎて苗が沈んで田植えにならず、高い所は固くなりすぎて、苗が土に食い込まない。土がいい感じのところはパレットのセッティングがうまくいかず欠株が数メートル続くという何とも悲惨な結果になりました。

それでも、練習しなければ来年には繋がらないので、心の中では「補植にいったい何日かかるやろ〜〜〜。モチベーションあげきらんし〜〜」と思いながら、「スムーズに行っていればまあ3時間有れば、補植も含めて終わるのね。」と妄想機械植えを終わりました。

いくら機械を新しくしても、田を均平にならすということが出来なければ機械植えは出来んという事実を突き付けられ、今年の秋は、稲刈りが終わったら田圃を平に均すことが順一君の宿題です。
「私も何時まで手で田植えが出来るかわからんですからね〜〜。頑張ってハイよ!」

これは固すぎるところ。

こっちは柔らかすぎるところ
田圃の端に枕植えをするはずが、タイヤのギアを逆に入れてしまい余計にタイヤが浮いて
苗を配ったってだけの列と植えた苗をさらにタイヤで踏み込んでしまった列
トホホの田圃も
10時間かけて補植、
何とか見られるようにはしました。笑
苗代にしていた田は今年も手植えで。
バインダーが入りやすいように今年は枕も手植えで付けました。
これも補植のスキルアップの成果です。笑

補植していた田で見かけたオニヤンマ?はチョウチョを補食してました。爆
あまりに夢中なので、こんなに近づいても逃げません。
チョウチョさん完食です!
田圃では今年もタニシに草取り加勢にてもらわないと、、、。

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